今、奈良公園付近では「なら瑠璃絵」という今年から始まったイベントが催されています。
春日大社・東大寺・興福寺をつなぐ奈良公園内参道のLED等による灯りの演出、というのが内容なのですが、身も蓋もない言い方をすると、夏に蝋燭でやってる「燈花会」を電化させたようなイベントだということでしょうか。
見に行きたいとは思わないですが、「なら瑠璃絵」という和な名前は良いですね。
奈良ではあんまりないですが、イベントのタイトルというのはどうしても安易な横文字に走りがちなもの。
そこに古都としての美学を感じるなあ、などと思っていたのです。
そして昨夜、ちょうど「なら瑠璃絵」の初日のこと。
仕事を終えて、電車で帰宅していた時のことでした。
隣に座ったのは女子高生3人組。きゃあきゃあと、かしましくお喋りをしています。
すると、途中の駅でその3人の友人らしき女子高生が、偶々同じ車両に乗り込んできました。
「わーすごい偶然」とかさらに盛り上がっていたのですが、電車に乗ってきた子が3人にこう訪ねたのです。
「こんな時間まで何してたん?」
それに対して、3人組の1人が返した言葉は………、
「ルミナリエ、じゃなくて、なら瑠璃絵行っててん」
Σ( ̄□ ̄)
確かに似てるっ……