5冊目
「アフリカなんて二度と思い出したくないわっ!アホ!!
……でも、やっぱり好き(泣)。」
さくら剛
幻冬舎文庫
子どもの頃から、体を動かすこと、汗をかくこと、外で遊ぶことが大嫌い。
放課後は真っ直ぐに家に帰り、部屋にこもりテレビゲームに向かう日々。
いつしか友達は減り、大人になった今では「仲間」と呼べるのは戦士や僧侶、魔法使いだけ…、となった引きこもりが、突然アフリカ大陸を縦断することに!
一体どうなる!?
泣くな、負けるな、さくら剛。
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前の記事で取り上げた本の後編です。
エチオピアからエジプトまで。
その後イスラエルにも立ち寄っています。
いやー、後半戦もトバしてるなー。
植物の枝を持ち、その枝の葉っぱをムシャムシャ食べている男を凝視していたら、「お前も食うか?」と不要な気を利かされ、断り切れずに食べる羽目になったり。
南アフリカから自転車で北上している日本人青年と出会い、「てめえオレよりすごいことするんじゃねーよ!!」と理不尽にキレたり。
ピラミッドを見物に行ったら、玄室で怪しい団体が儀式をおこなっていたり。
他にも色々盛りだくさんで面白かったです。
この本に限って言うと、旅はこれにて終了、なんですが、実はさくらさんの旅はまだまだ続きます。
その最終目的地は、何と中国。
その中国でひたすら三国志の史跡を巡る「三国志男」という本は以前読んだのですが、アフリカ大陸と中国の間にはまだまだ距離があります。
その部分の旅行記はもう出してるのかな?
「インドなんてもう絶対に行くか!!なますてっ!」という本が出てるけどこれが続きなのかな?
待ってたら幻冬舎文庫ででるのかな?
もし出たら読みたいですね。