開幕 | 町に出ず、書を読もう。

町に出ず、書を読もう。

物語がないと生きていけない。社会生活不適合者街道まっしぐら人間の自己満足読書日記です。

さて、冬季五輪がはじまりましたね。



と、何となく旬の話題に乗っかってしまいましたが、実はあんまり興味がなかったり。



前回の冬季五輪でも、日本の獲得メダルが金1枚だったと知ったのは閉会式後にやってた総括的なニュースでだったし。



深夜番組がなくなって残念、くらいの認識です。



とはいえ、ニュースでは盛り上がってるので、4年前よりはニュース視聴をよくしている今回は、ある程度の情報は入手できそうです。



で、開幕前から服装で注意を食らった選手(21歳)の話題なんていうどうでもいいネタを仕入れてしまったりするのですよ。
本当にどうでもいい。



まああんまり目くじら立てることでもないとは個人的に思いますけどね。何の疑問も自覚もなくあの格好をしてたんでしょうし。
悪気も良識もなかったというだけの話です。



そもそもスノボ自体が若干ガラの悪いイメージがあるので、日本を代表する世界トップクラスの選手がアレだと分かったところで『さもありなん』としか感想が持てないです。



もしこれが契機となって廃れてしまったとしても、別にどうでもいいですし。



それより気になることは、ニュースの論調が『だらしのない格好』を問題としていることです。



確かに彼よりも年嵩の私としても、あんまり誉められた服装ではないと思いますが、そのへんはある程度個人の自由です。



ぶっちゃけ、普段あんまりスーツを着る機会もないスポーツ選手の集団ですから、衆目に晒されていないところでは結構だらしない格好をしていることもあると思うのですよ。



なのに問題の彼以外で服装の乱れを指摘された者が何故居ないのか、と言うとやっぱり空気が読めるからだと思うのです。



空港に降り立ち、これから通路を歩く。当然日本を始め各国のメディアがいることは想像に難くありません。



だからみんな『ここではきちんとした格好をしよう』と思うのです。



その結果としてだらしない格好をしていたの1人だけ、だったのでは?
ま、あくまで印象と想像ですが。



国の代表なんだから常にきちんとしてろよ、なんていう考えもあるでしょうが、そこはそれ。誰も彼も人間なんですから少しくらいいいじゃありませんか。



そこで話を戻して例の彼ですが、一番の問題は『空気が読めなかった』ことだと思うのです。



ハーフパイプは個人競技ですし、空気を読む暇があったら氷の具合を読むことのほうが大切なのでしょうが、それはあくまでも競技をする時の話。



ハタチも過ぎて日常生活での空気読みスキルがあの程度だという事実は、結構本気で彼のこれからの人生での懸念材料だと思うのですがどうでしょうか。



それとも、空気は読めているのに敢えてあの格好をしたのでしょうか。



それほどのポリシーがあるのならあっさり謝罪とかしてほしくなかったです。





思ってた以上にだらだら述べてしまいました。
こういう変わった人を見ると、ついつい『この人は何故こんな行動をとるのだろうか』とか考えてしまいます。
ある意味職業病みたいなもんです・・・



メダルが獲れても獲れなくても、何らかの話題にはなるでしょうし、バンクーバーからの帰途もきっと注目されることでしょう。



楽しみですねぇ。



ただそんなに長続きする興味ではないので、あっさりニュースを見逃したりしてしまいそうですが・・・