22~23冊目
「ひぐらしのなく頃に解 第一話 目明し編」(上下巻)
竜騎士07
ついに「解」突入。
目明し編は、「出題編」の綿流し編と対をなす物語。
綿流し編では前原圭一の視点で語られていたが、目明し編では園崎詩音の視点で、事件の一年前からはじまる。
綿流し編で残されていた違和感や謎が全て解き明かされる。
それは、表側だけでは決して分からなかった悲しい物語。
おおぉぉぉ!
これはなかなか上質のミステリィじゃないか!
ホラー・サスペンス色が強かっただけに、こんなに綺麗に落としてくれるとは思わなかった。
他の物語を全部省いて前編が綿流し編、後編が目明し編だったとしても十分通用する内容。
ラノベちっくだからとか、何かグロそうだからとかの理由で敬遠してるかたにも是非おすすめです。