「フィッシュストーリー」試写会 | 町に出ず、書を読もう。

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物語がないと生きていけない。社会生活不適合者街道まっしぐら人間の自己満足読書日記です。

詳細は省きますが、補欠の繰上当選的なアレコレで、映画「フィッシュストーリー」の試写会に行って参りました。



伊坂幸太郎×斉藤和義ファンのワタクシとしましては、外れても金払って行こうとは思ってたのですが、なんか試写会を見に行けることになったので喜び勇んで会場へ行きました。





感想はというと、





すげーよかった。



もちろん原作は読んでるし、だからこそ「隕石で地球滅亡」というオリジナルシナリオにそこはかとない不安を覚えたのですが(原作は多国籍サイバーテロ集団のテロでした)、なるほど、そういう風にしましたか、と感銘を受けました。





公開前で、当然見てない人が多いので、詳細は避けますが、




原作では一本しかなかった過去から未来への線をもう一本増やしたことによって、物語として層が分厚くなったというか、巻き込む人数を増やすことで、薄くすることなく物語を拡げたというか。


説明下手で申し訳ない。




まあワタクシはこう言う因果が繋がるというか、伏線をラストで纏めるというか、そういう話が大好きなもので、(伊坂幸太郎でいうと、「フィッシュストーリー」「演劇のオール」「アヒルと鴨のコインロッカー」あたり)
(あ、「砂漠」も捨てがたいなぁ)


閑話休題…



とにかく!


好みの問題もあると思うけどすごくよかったです。




あと、映像的な話だと、船を降り損ねたことを嘆いてうーうー泣いてる多部未華子さんがものすごくかわいかったです。




この一本で、出演してた役者さんのことが好きになったり、監督の他の作品を見てみようかと思ったりするような、良い映画でした。




以上、長文駄文失礼しました。