毎月1度は山に行く!
この5月は週末に好天が巡ってくることが多い、外遊び好きにはかなりラッキーなひと月でした。
そんな中、2回くらいは山に行ってやろうと思ってたのに、週末に仕事に行かなくちゃいけなくなったり、平日の仕事で元気を使い果たして週末はニア廃人になってたり。
で、
はっ!!
と、ふと気づけばもう月末。
GW明けの平日に休みをもらって行った恵那山が、結局、5月唯一のお山となったのでした。
毎月毎月こんなんで。
最近1週間が経つのが本当にあっという間だし、こんなんじゃすぐに爺さんになってしまうな。
誰か僕に睡眠薬でも盛ってません??
そんなわけで恵那山。
百名山の中では家から2番目に近いこともあって、行ったことがあってもよさそうな山なのに、何気に今回が初山行なのです。
ヤマレコなんかでもよく書かれているのだけれど、森林限界を越えない山なので山頂には木が生い茂り、展望がないとか書かれているので特段行かなくてもいいじゃなぁ・・・というのが今まで行かなかった理由。
このくらいの高さ(2,000mちょい)の山は、夏の登山シーズンには下草が茂って暑いし、虫がいっぱいいて不快だし。
でも冬山に行くようになって、装備をそろえて少しずつ経験を積んでいき、まだ雪のあるこの時期にも登れるようになったので、快適なうちに行ってみようか、と。
朝、仕事に行く嫁様を駅まで送り、その足で登山口に向かう。
結果、なんと登山口に着いたのが10時半。
・・・近いと思って、油断してちゃんと考えてなかった。
山頂までの往復で5時間~6時間ってことは、良く考えたら日没までに戻ってくるのがいっぱいいっぱいじゃないか!(笑)
普通の山は15時くらいには行動終了が基本なのですが。
実際、同時間帯に登山口に着いたおじさんは、今日はあきらめて明日登ると言っていたし。
ま、山頂に行っても展望がないなら、行けるとこまで行って戻ってもいいかと、14時段階で登頂していなくても必ず戻ると決めて、登山開始。
今回は昼神温泉の近くの広河原ルートから。
最初20~30分は林道を歩く。
ここが登山口。左に入り、すぐ川を渡るのです。
こんな、まさに丸木橋で(笑)
これ増水したらすぐに流されそうだなー…
などと思いつつ通過。
水が透明で癒される。
橋を渡ると登山道に入る。
基本はうっそうと茂った森の中をひたすら登るのみ。
これは確かに、夏は厳しそう。
ただ、GW明けの平日だからか、人が少ない。
と言うか、数人降りてくる人とすれ違っただけで、ほとんど人がいない。
熊が出てきそうな森の中、たまにかなり大きい独り言をつぶやきつつ登る(汗)
尾根まで登ると、展望が開けてきました。
7合目あたりからちょこちょこ雪が出てきて、8合目あたりか、開けたところで長い雪の斜面が出てきました。
左側はクマザサの繁る斜面で、やや雪庇になってたりします。
この斜面に休憩中の人がいて、少し話してたら、この先は山頂も含めて展望がないので、ここが結局一番景色が良かった、とのことで。
斜面一番上のベストポジションで昼飯。
ここからは、御岳山、中央アルプス、南アルプスが見渡せました。
超晴天で、空もクリア。
そこからさらに1時間弱登ると、
恵那山(2,191m)登頂。
本当に山頂は地味(笑)
山頂には、こんな展望台がありました。
きっと、木が茂って展望がないので、山頂からの眺めを楽しんでもらおうということでしょう。
・・・だったんでしょうが。
なんと周りの大木が高く伸びすぎてしまい、展望台に登っても展望がないという(笑)
山頂から稜線を縦走気味に10分ほど行くと、山頂の避難小屋に到着。
すぐ近くにはトイレもあり、何人かのパーティーで登ってきて、ここで酒盛りして鍋でもつつき、満天の星空を眺めるなんてのも良いかも。他に人がいなければ、だけど。
帰りは軽アイゼンをつけて、雪の上をすったかすったかと駆け下りて。
久々の山だったので、最後の方は太ももがパンパンになったけど(笑)
なんとか、奥の山の稜線に太陽が沈むまさにその瞬間に、無事下山。
日帰りで気楽に楽しめた恵那山でした。
きっとジブン的には、この山の一番の使い方は、もっと本格的な雪山シーズンに、テント担いでトレーニングに来ることかな、と。
晴れていれば危険個所も少ないし。
さ、6月は立山に行く予定が早速つぶれちゃったし、どこに行こうか?


















































































