私は小学生の頃から、盆踊りに何故か惹かれてしまう傾向にありました。


近所の校庭に作られた盆踊りのやぐらと、賑やかしい音楽。


もちろん屋台の綿菓子や躍ると貰えるラムネを楽しみにしていたのもありますが。



大人は彩りある浴衣を着て、みんなと一緒に躍る光景は艶やかでした。

日本だけでなく、東南アジアの地方でも、いや、アフリカでもですが、躍る習慣は未だに続いています。



大勢で躍ると地を静めると言われてますが、踊っている最中は、他の事を忘れてしまいます。

民族によってはベロを出して躍る人もいますが、普段は意識が分離してしまったような他人でも、一つになって行く事で、大地と一体の感覚が蘇る。

大地、地球は私達を支えてくれるのに感謝を表すのに大切な儀式かも知れません。

躍る阿呆に見る阿呆!
同じ阿呆なら躍らにゃ損、損。


民衆が一つになる
これこそが、支配層が怖れる
何よりもの行事なのかも知れません!