ビジネス書を読みました。

本のタイトルは、

「シンボリック・マネージャー」 (新潮社 1983年)


これによると、


ビジョンを打ち出して、

変化を引っ張るリーダーは、

シンボリックな行動をすることが多い。


つまり、

ビジョンを象徴するような行動を取る、

ということですね。



シンボリック・マネージャーの特徴としては

次の4点が挙げられます。


① 組織を劇場とみなす


② 自分自身を演出家であり、

俳優であるとみなす


③ シンボリック行動を通して、

組織内の価値観の共有を促進する


④ 共有化された価値観によって

メンバーのモチベーションを高める



①、②を読んで、

お??


なんかこれ、どこかで聞いたことがある。



デジャブ(既視感)?



と思って、過去ブログを読み返してみて、

わかりました。


3月2日に書いた記事、 「劇団員がいる回転寿司」


この記事の内容を簡単に言うと、


私がよく行く回転寿司の

職人さんたちのパフォーマンスが

すごいというお話。


そして、

店内の壁に貼ってあった、

のぼり旗を見たら、

こんなことが書いてありました。



「私たちは、銚子丸一座の劇団員


お客様にまごころを提供し、感謝と喜びを

いただくために働いています。


ご叱責を」



お店が掲げる理念と、

職人さん・店員の行動が、見事に一致していて、

とっても感動した、という内容でした。


そして、

この本を読んで

さらに腑に落ちたことがあります。


確かに、何度お店に行ってみても感じるのは、

お店の中で、


店長が一番、声が大きい


店長が一番、お客様を良く見ている


店長が一番、威勢が良い


店長が一番、笑顔がいい



リーダー自ら、

店の理念を体現する

シンボリックな行動をして見せることによって


スタッフのモデルとなり、

価値観の共有を促進し、

スタッフのモチベーションを上げていく



あの回転寿司にみなぎる活気と、スタッフの一体感の源が

わかった気がします !!


納得 ニコニコ