よぎーの徒然なるままブログ

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暖かい風と、ゆるりと時間が流れる南の島で、司法書士Lifeを送っています

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先月から事務所に配属研修生がきている。


「永遠の一年生」を謳う僕の立場も賞味期限切れ。どんなに拒んでも、研修生から見た「先輩」とい立場が否応なしに勝手についてまわる。


研修生と一年前の自分の影とを重ね合わせながら、一年という期間がいかに短いものかまざまざと思い知らされる。ああ、もっと時間を大切にしなきゃ・・と。



先日、ある新人の方に「司法書士の業務で一番何が好きですか?」と不意に聞かれて戸惑ってしまった。

後になって考えてみれば、不登・商登から一般訴訟や債務整理、相続財産管理人などの財産管理業務までと色々やらせてもらった中で、これだ!と思えた業務が一つもない一方、つまらん・・と感じる業務もまたないことに気付く。


強いて言えば、業務全体を通して分け隔てなく様々な人々に出会えることに魅力を覚える。


たとえば、不動産取引では企業のトップや、投資物件を次々に転がす個人投資家といった方々と一緒にお仕事をしながら、かたや借金問題を背負う人々や不当解雇された労働者からの相談を受けて権利擁護を応援したりと、司法書士の業務は社会が創りだす階層とか世代といったものとは無関係に、いろんな人々との交わりがあると思う。

そういう意味で、特定のある業務にやりがいを見出すというよりも、業務全体を通した魅力を感じることができる・・というのが僕なりの結論になる。


後日、尋ねてきた新人の方にまた会う機会があったのでそのことを話したら、

「こだわりがなくて素敵な考えですね!」と軽快に言われてしまった笑


な、なるほど・・そうなっちゃいますか


鋭い意見に憤懣やるかたない・・

さ、今週も仕事がんばろー