阿波市阿波町にある、「あわあわハウス」を拠点に、難民キャンプさながらの暮らしをする「たびばかぞく」。
なんかお遍路中だということを忘れそうになったり(んなこたないか)
五人家族+四人家族+若者旅人+犬二匹=リヤカー3台に衣食住
という大所帯で、徳島県発心の道場、10番札所切幡寺→1番霊山寺へと逆打ち大行進をする物語。。
語り部は佐藤家妻ゆいちゃんです~
あわあわを一旦出発し、4泊5日の遍路道へ。。
暑すぎて、いよいよテントでは寝られない。ということで、公園の駐車場にマットを敷いて、蚊取り線香をまわりにたくさん置き、10人並んで寝た日。10人で寝れば、こわくない(笑)
明け方の月が美しくて感動した瞬間をパチリ。
↑この日と、もう一回テントなしで寝た日があったのだけれど、その日は朝5時ごろに小雨が降ってきてみんなでバタバタと片付けて雨宿り。と思ったら数分でやんで、目覚ましレインによって思ったより早く出発ができた。
そんなのも、空海さんが優しく起こしてくれたんかなぁと、感謝しながら歩く。。
夜のまったりタイム。おとなもこどもも、みんな好きなことしてて可愛い。
きょうだいの絆も深まったね。
自分たちでなにか話して、ぎゅーしてから出発していた日。
たまにはきーずな専用リヤカーになることも。暑い中、本当によく頑張ってくれていた。ずなは暑すぎて首の皮をたるんたるんに進化させていた
この大行進中、たびばか男性陣でぽこぺんが大流行。「寺に着いたらぽこぺん!」が子どもたちのご褒美になっていた。お父さんたちが本気でやってくれたら、嬉しいよね。
10番から逆打ちで歩き続けて最後のお寺、1番霊山寺に到着!!気持ちはわーーい!!!だけど、みんな、疲れてるね(笑)
この1番札所は、北海道を出発して四国に入った時に、お遍路アイテムを揃えるためにふんわ〜りした気持ちで初めて入ったお寺。
あの頃は、自分たちがこんな姿になっているとは想像もつかなかった。
うむ、立派にお遍路さんやっとるなぁ!と自分たちを褒めたくなった。
お父ちゃんズと佐藤家長男かえでの3人は、ここから一泊かけて1番から10番までの来た道をリヤカーひいて戻る。
日々色々なフォーメーションで、その時その時に合った形をチームで作っている感があったね。
お母さんズとちっちゃいズは、電車であわあわまで帰宅。
一番大変だったのは、駅にエレベーターというハイカラなものがないので、結構な重さの2人乗りリヤカーを階段で上げ下げしたこと
そしてながともは、ここでおさらば。
一旦新潟のおうちへ帰ってゆきました。ながともがいなければなされなかった、この約3ヶ月。(そんなに一緒にいたんだね!!)
「ぼやぼや」「ぎょぎょぎょ!」たくさんの謎名言や実は賢い発言で毎日たくさん笑わせてくれたり、動画作成、子どもの世話、おとなの世話(笑)、たくさんのありがとうをながともへ。
酔っ払って駅のホームで寝ちゃったおじさん風のなぎちゅまさん。毎日一緒に頑張ってくれて、ほんとにありがとね。
以上、10番から1番への逆打ちたびばか大行進でした!!
・・・この先は佐藤家父が先発したり、小神家は電動チャリを召喚したりで、これが皆で歩いた最後の思い出行脚だった。サバイバルな非日常が日常と化す、奇天烈ガチンコお遍路。
おとなもこどもも、みんなが協力して進んでゆく。
必死かつファンタジーな、二度と戻れない愛しき日々であった。。
小神家あも、麻美、乱麻、コウ、キーちゃん、ズナの二匹、そしてながとも。
ありがとう。また冒険を共にする日マデ。