こんぴらさんの麓の「麻心」でのイベントを終え、たびばかぞくのお遍路は一か月、一旦休憩に入った。
まぁ結局まだしばらく一緒にいたんだけど(笑)
少し前のブログ、↑こちらで出てきたカレー屋さん「種」での、北海道の土着バンド「アイノバイブ」のLIVEの時のご縁。
よっちゃんは曇りなき眼で「大三島にうちあるから、ほんとにおいでね。いつ来てもいいからね。」と初対面の我々に電話番号を教えてくれた。この人の所に絶対に行きたいと思った。
6月20日ごろ、大三島に到着。
さっそく武隈家におじゃました。(そしてしばらく入り浸った(笑))
おうちに行ってからも日々、よっちゃんの愛情丸ごと美味しいご飯をたっっっくさん食べさせてもらった。
旦那さんの大野くんは柔らか〜い雰囲気で、でもピリッとスパイスの効いた面白いことを淡々と言う人で(笑)、たくさん笑わせてもらった。ネイティブアメリカンのドラムを叩いて大声で歌う大野くんはまたいつもとは全く別の顔で、父の強さを感じた。
長女ふうちゃんの寛容さ。
長男しげたの真っ直ぐな眼。
次男おとの自分を貫く姿勢。
あっという間に武隈家が大好きになった。
滞在3日め、この日は夏至。
武隈家にてスウェットロッジという「精神と魂を浄化するネイティブアメリカンの伝統儀式」に参加した。それがこの日本の小さな島の、ある一軒のおうちの庭で、年に4回行われている。
そもそも何をするのか物凄くざっくり言うと、熱された大石によりとんでもなく暑い手作りサウナに30人ほどで入って大声で歌う。それで、、色々と説明書き連ねてみたんだが、、ちょっとうまく伝わらなさそうなので調べてみてください(笑)もしくは港くん説明お願いします。
はい、恐れながら・・・
実は私も初耳だったのでね、ここはwikipedia先生にお願いしましょう(笑)
体験した感じはどうでしたか唯ちゃん。
とにかくはちゃめちゃに暑かった。少なくとも私が体験してきた中で断トツで1位の暑さ。黙っていたら倒れてしまいそうで、意識を保つために最大限の声を腹から出して歌を歌う。心身ともにつるんと脱皮したような感覚。もう既に満たされていることを再確認。「一緒にこれを終えた人たちとは、兄弟みたいな感覚になるんだよ」。よっちゃんが言っていた意味がわかった。お遍路中というばっちりなタイミングで参加できて、本当によかったイベントだった。
↑前日は歌の練習とご飯会。ピンクのワンピースのよっちゃん。右に写るお肌ツヤツヤの方は、このお店オーガニックショップOHANAの藤田さんとえつこさん。ここでも前回のキャンピングカー旅の時に落語をさせてもらい、お二人にはとてもよくしていただいた。
恐縮ながらご紹介させていただきます。
彼ら大三島の移住組はもとは東京の世田谷で暮らしていた。
3・11後の脱原発の気運の高まりで、私も何度かワークショップや講演会などでお邪麻したことのある伝説のカフェOHANAがこの瀬戸内の島に移ってきた訳だ。藤田氏のルーツがここにあるそうで。
参加者の方は島外からが多く、皆それぞれ意識を持ち参加してきたすごい方々だった。
↑スウェットロッジ、歌の練習の様子。
全体の指揮を取るのは、山ちゃんと、奥様のさっちゃん。以前大阪の友人が連れて行ってくれたカレー屋さんの店主でもあり、お話ししたことあると発覚、驚き!
一年に四回、継続してここ大三島で開催されているスウェットロッヂ。
シャマンの山ちゃんは日本全国(いや地球中か)でこのスウェットロッヂを広めている求道者。
ネイティブアメリカンの伝説的存在であるデニス・バンクス氏を師に持ち、平和活動を続けている。
私も憲法改正(改悪?)について、先導者の彼に質問させていただいたのが印象に残っている。
うん、きっと今生はこの道を往くのだ、と強く認識するのであった。
↑ぷっちょのお遍路は、ここ大三島でおしまい。ぷっちょと歩けてホントに幸せだった
絵描きという道を進み立派な人でありながら、子どものように嘘偽りがないぷっちょ。いつも尊敬しています。今後ともよろしくということでまたね〜しました。
生きてりゃ皆そうだけど、彼女も色々あってね。最後は大山積神社の休憩所で涙ゞの一幕があったのよ。ああ人生。ありがとうね。また共に旅する日まで。