久しぶりに本業のこと。

私はヨガや身体の使い方を教えるのが好きです。

と言っても、じゃあめちゃくちゃマニアックにディープに教えるか、というと私それは出来ないです。

私の出る幕はないな、もっと深いレベルのことを知りたがってる、学びたがっている、と生徒さんに感じた時は、私の先生を紹介します。

私の教えたい、と教えられるレベルはすごく合ってまして、快適に元気で好きなことして生きて生きたい女子、男子。ママ、パパ、おばちゃん、おっちゃん、おばあちゃん、おじいちゃん達などです。

その方たちは私の当たり前であることを案外知らなかったり、まじめに考えすぎて難しく感じていたりするんです。

だから、そんなに難しいことじゃないよー、とレッスンします。

出来ることから始めて、肩甲骨や股関節の今までになかった可動域に気づいて、気持ちよく動けるようになったら、気分まで良いやんか!ぐっすり寝れるやんか!ごはんめっちゃ美味しいやんか!て感じられることは誰にとっても楽しい。

けど、それが指示されなくても一人で出来るようになるのは相当時間かかる。というより、一人で出来るように、というそれこそ意識を持たなければ永遠にならない。

そしてそれを人に伝えるというのは、さらなるハードルがあるんですね。それをやるのがインストラクターです。

ここを面倒くさい、ずっと先生にどこ意識したら良いか言ってほしい!そんな方々が私の生徒さんです。

そう、その方々には、それを一人でやることに費やす時間があるなら、他にしたいことがあるんですね。

私は人に伝える作業がこよなく好きなのです。だからインストラクターになりました。始まりは偶然でしたが…

実は16歳だった私はエアロビクスが楽しすぎて、これをずっとやってたいと思ったんですね。それならインストラクターなればいいか、と安易な入り口。

しかし合ってた。

最初はヨガの養成と一緒で動きをとことん練習するんですが、後半はそれをどう伝えるか。

私はものすごく面白いレッスンを18歳の時にはもうすでに受けすぎていたので、目が肥えていたというか、自分の下手くそなリードでは誰も付いてこないわ!って思って練習しまくった。

だって、ずっとしたいねんもん。やるしかないやんか!

で、いつのまにか出来るようになり、いつしかエアロビクスは最初の頃よりもよりコリオグラフィー難解な方へ流れてしまい、昔の身体しっかり使うぞーはマイナー路線になって、それでも自分流にやることは可能だっただろうけど、なんかもうちゃうな、と思って辞めてしまいました。

で、ヨガです。

ちゃんと伝える時間がある。身体がイキイキする動きしかない。

そりゃ私がはまる訳です。

ね。

生徒さんは本当にいろんな方がいて面白い。

感覚で出来ちゃう人とか、まず理論で理解してやって出来て満足する人とかね。

で、それぞれがそれぞれで自分の着地したいところに着地する。

ヨガの教えはすごく古い時代のものやし、インドのものやし、昔からのきまりのようなものは、結構分かりにくくて、不親切ぐらいの勢いと私は思っていて、

でも、その曖昧なまま、解釈をそれぞれに委ねるあたりが、逆に今や好みです。

ヨガはスルメのようです。

噛めば噛むほど…

その咀嚼しだい。

自分が好きになり、勝手な自分を許せると、他の人のやることも色々で良いやんかと思える。

身体スタートの生き方全て。

それがヨガやね。長い説明は案外一言で終わる。

ヨガスートラやんか!

無責任?違うねん