インストラクター歴20年以上で自分に自信がない人ランキング、てのがあったらきっと結構な上位やと思う。まさかの1位かもしれない

と、つい先日まで思っててんけど、この自信のなさ、投げたわ!

そこら辺に投げただけやけど…やから、すぐそこに転がっててまた拾えるけど、でも多分もう拾わない。

当たり前の話やけど、私が提供するものを100%私が思っているように受け取る方はいらっしゃらない。

けれど、それはネガティヴな意味ではなく、私が言ってることをきっかけに、私が言ってる以上のことを持って帰る方がゴロゴロいらっしゃる、ということ。

ほんま、すごい方が多い。特に、フィットネスクラブ。

自分が欲しいものが明確。なので、それに関しては私よりずっと年上であろうが、どんなにその方のフィールドではすごい方であろうが、一所懸命に取り組まれ、この時間はtakamiに任せているから、takamiの言ってること、やってることから自分に欲しいものをがっつり拾って帰ろう!

そんな感じやねんね。

だから、レッスン終わったら、お互いに「ありがとう!」

とても清々しい。

ある年配の方。

レッスンの途中に棒立ちになることや、座って見学、な時もある。

けど、お顔色も問題ないし、しんどそうにもしておられないので、私は放っておく。

それが、その方のレッスンの受け方。

私の担当の中ではユルいレッスンやけど、その方にはもう、そのスタジオに朝から来て、1時間この中で自分の呼吸に意識を傾け、できる範囲で動く。これだけでひと仕事やねん。

だから出て来てくださるだけで私は嬉しい。

その方と話すと、こう言って下さった。

ヨガのおかげで血圧が安定しましてね、私、全然動けてないんですけどね。なんか良いみたいですよ、あはは。

こんな感じ。

ガムシャラに痛みを感じながら必死で動く方には、もっと軽やかな身体の使い方をお伝えする必要があるけれど、この方にそれ、必要だろうか?もう来てるだけでよくない?私、見てますよ、で良くないか?

良いやろ。

フィットネスクラブでは、ヨガのクラスにとても大人数の方が参加されるので、危ないと言われたりするけど大丈夫よ。

自信持っていいやん、と思った一番の部分がここ。生徒さんを放っておける私。

皆さんのことを信頼して、好きにヨガを楽しんでもらうことを私は楽しいと思うから、需要と供給が合っている。

ヨガが痩せるためのツールであっても
ストレス解消のためでも
シャバアサナでイビキかくことが目的でも
ただ笑いに来ることであっても
ヨガしてます、って言いたいだけでも

ご自由にどうぞ♡

私、そんな普通の欲望を持った方々が大好きです。

そして、そんな皆さんのこと、めちゃ見てます。

危ないことさえなかったら、本当に好きにやってください。と思って見守ってる。

効果的に、とか、もっと動きを洗練させたい、なんて方は分かるから、皆さんを平等に見る中でヘルプします。

恐らくフィットネスクラブでヨガされる方も、そのぐらいのきつすぎない指導を望んでおられると感じる。

で、お風呂入って、今日も頑張ったわね!ビール美味しいわね🍺

めちゃ楽しい日々やんね。

みんながニコニコ幸せになれるお手伝いの仕事。

私のしたい仕事はそこで、それやってた、ずっと。

だから自信がない、って何に?となった訳です。