なんか突き動かされて書いている感じ、て言うとおこがましいけど、そんな気持ちで書く。
エアロビクスとヨガのインストラクターとして生きてきて、他の仕事もしたけどそれは全身全霊で合わなかったので、もう私はこの仕事しか出来ないと今は認定してて…
で、この仕事ではずっとフリーでやってる。
19歳からのスタートなので、時代も変われば、会社の私の扱いも当然めちゃめちゃ変わるのを経験している。
若い頃はヘッタクソの、やる気ばかりの、使いにくい感じやったけど、景気の良い時代で、フィットネスが流行りまくっていて登り調子やったから、そういうがむしゃらな私でも、それも個性として面白がって使ってもらえた。けど、会社のあらゆる要望に応えることが大事だった。
その後、少しずつ経験を積み、生徒さんにも会社にも信頼されてきたけど、時代は景気は悪くなり、フィットネスへの社会の関心も薄れてきてね、だからかエアロビクスの主流もしっかり身体を使うというより、振り付けダンスみたいになってきたりね。
で、明らかに私好みではなくなったのでヨガに興味がうつったけど、今一番面白い。インストラクターをしていて。
今は時代背景も違い、フィットネスへの人の関心も、余暇の楽しみ方というより、病気予防とか、体質改善とか、かなり必須のものとして受け入れられている面も多いように思う。だから二極化してるかも?昔きらの流れの人と、必須として来てる人と。
で、会社には色々求められる。
でも、昔と違うのは、私の方が当然ながら会社よりヨガの知識はあるので、私から提案することも断然多くなった。
会社はヨガ、流行れば良い。危なくなくてね。フィットネスは当たり前やけど、ここはすごく信頼出来る。危険なことはしないから。
でも、危険なことでも、儲かること、分かりやすいことをやりたがる場もどうも今はあるらしい。
でも、案外悪気はないんやと思う。会社側は。
自分ら儲かるし、生徒さん喜ぶし、何が悪い?
で、そこでさ、自分も儲かるし、生徒さんも喜ぶし、て、言われる通りやったらあかんわな!
あんたの知識、何のためのもの?
知識、知識、とみんな勉強するけど、それを正しく使わなくては意味がない。それは勉強したとは言わない。使えて初めて、ああ、勉強して良かったな。
勉強は資格をプロフィールに羅列するためのものではない。
心にしまって、常にそれを持って仕事しよう。見せびらかさなくて良いねん。
偉そうに言ってるけど、大事やからね。
では、
大事なことを抱いてやっていても、ニーズに合わない場合は?
それも違う。
こんな風に書くと、生徒さんや会社に媚を売ってる風に取れるかもしれんけど、そんな仕事にはならん。そんなに単純か?なめんな!
そこが日々のさじ加減。そして、やはり直接生徒さんと話すこと。
レッスンどうやった?
え?そこ??
て、ことも多い。
それ、知らないのか?
そんな風に思うのか!
そこで、出番よ。知識と経験と、料理は下手やけど、インストラクターとしての料理は出来る。
みんなの「好き、楽しい」は大事にしつつ、私がみんなに知ってほしい大事をぶっこんでいく。
野菜嫌いな子に、ハンバーグに細かく野菜切って入れて食べさせて美味しいと言わせるような、その技。
勉強したことは、そこで活かすんやで。
と、偉そうに書いたけど、何でか言うとこんな20年とかやってきてる私、ま、人間が不器用やからちょっとそこは遅いのかもしれないけど、でもキャリアある人間でさえ、日々そこと向き合ってる、というのが現実。
恐らくこれは一生だろうよ。
フィットネスの中にいるヨガであるから。
名前のついた、例えばアイアンガーヨガとか、確立されたものがあるところなら、話は別。
そこならニーズなんか考えんで良い。
みんな、アイアンガーヨガがしたくて来るから。
でも、一般のヨガはそうじゃない。
ヨガに色んなものを求めて人がやってくる。
そのニーズと、自分が愛するものの、交わる道を行かないって、
それ、仕事になってないねん。
自分の愛するものが、いくら良いものでも、商売である限り
需要と供給のバランスは存在する。
他のこと何もできないけど、これだけは出来る私やから、言えることがある気がして書いてみた。
このこと、今週言わなあかんねんな、人に直に。
ああ、、急にヘタレてきた。