こんにちは

インストラクターになってから、迷いに迷っている方、ヨガの場合は多いのではないでしょうか?

エアロビクスのインストラクターのオーディションを思い出しますと、、オーディションに通らないとインストラクターにはなれない。だからインストラクション下手はどんなに上手に動けてもダメ。リズムに乗ってるか、安全に導けているか、はとても重要だからです。絶妙なタイミングで指示を出せて当たり前。そこからのプラスアルファ(選曲、ウエア、コミュニケーション、、その種類は言い出したらきりがないけど)で人気、実力共に差が出ます。

ヨガは面接だけで入れてもらえたりするところもありますし、自分で会場をおさえてやってる場合、チェッカーはいない訳で、はっきり言って肩書き並べたら採用されたり、人が来るようなところがある。誰々に師事。何何トレーニング修了。おお勉強してるのね!って生徒さんは安心して来てくれる。

しかししかし、そんなトレーニングを取っただけで、つまりインプットしただけで、アウトプットしてなければ、自分の力にはなりません。

んで、自分に実力がないと思って、またトレーニングに行く。

違う違う

大事なのは習ったことを練習することです。正しくは「しまくる」こと。

何度も何度も実践して自分なりのインストラクションを作って行く。心からの言葉で喋ること。ほんま大事なんです特に新米イントラの場合は、気持ち悪がられるぐらい(ぶつくさ練習も多いですから)喋って解説する練習をどんだけしなきゃいけないか。

そこまでやって、生徒さんが分かって動いてくれてる?押し付けになってないか?なんてことをヒシヒシと実践でフィードバックもらって、それでいて、技術として足らない部分があれば「その足りない何か」のトレーニングに行けば良い。

先日、ともこ先生がインストラクターのスキルアップ講座を開かれておりまして、その話を聞きましたら、

対面で指導する練習の場で、生徒さんを見ないでインストラクションを出し続けていた人がいた、と。

インストラクションって何ですかですよね。

その方は流暢に説明をされていたそうですが、その流暢さはなくとも、しっかり生徒さんをみてしどろもどろだけど一所懸命指示を出している新人のインストラクターの子の方がずっと良い、とおっしゃってました。間違いないですよね

生徒さんを見ないでやるインストラクションに価値があるのは、SHIHOさんとか超・きれいな方がDVDでSHIHOさんの動きに恐らくケン・ハラクマ先生らが監修された、しっかりした指示出しが入っているもの。それとかロドニー・イーとかジェイソン・クランデルとかご自身の動きもインストラクションも確かな方が出すDVD。私はそこにしかないと思います。他にあったら教えて下さい笑

Practice, Practice, Practice,,, and all is coming.

でしたっけ?アシュタンガのパタビジョイス先生が仰った言葉。

あなたのインストラクションで生徒さんに全てが来るでしょうか?自分に来てないのに爆

えらい自分を棚に上げて書いたのは、今日豊中市の救命講習に行ってきたからなんです。

昔々に受けたときよりずっとタイトな時間で、しっかり教えて下さいました。とても良く分かりました。無料です。消防署で行われています。

聞くと、5年ごとに世界中でこの講習の見直しが行われているそうです。だから、その度ごとに無駄は省かれ、どんどん分かりやすく簡単になっているのだとか。

素晴らしいと思いました。

どんなに勉強しても万能に近づくためには、常に現場でいっぱい色んな例を見て感じて改善して行くこと。そういうことだと思います。

実際119番して来る人はみんなパニックしてる。その実際あるパニックをいっぱい見ておられるからこそAEDがどんどん誰にでも使える物になり、という風に改良されている。

無料でこうやって我がふりはどうなのか?と思える場も沢山あります。

高額なトレーニングに行かなくてもね、家で近所で出来ることの方が身近にある。そして実際その方が使える。

ありがたいよね