自分の可能性を潰したり自らを否定しない生き方

こんにちは。

今日もヨガスートラの中で書かれている、

ヨガ哲学の教えをシェアしたいと思います。

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ヨガスートラとは、

人が、最小限の努力で最大限の幸福を得るための手引書です。

ヨガは、ポーズ（アーサナ）を取るのが今はメインにイメージされていますが、

元々は、哲学から生まれた、生き方そのものを指します。

「ヨーガ　チッタ　ヴルッティ　ニローダハ」

YOGAとは心の動きを静かに収めることです

生きることは苦痛の連続かもしれません。

連続する苦悩から自由になるためには、どうすればいいのか？

自由になるための教えと方法がYOGAです。

人が望む究極の自由は知るべきことを知った時に叶うといいます。

自分を自由にするためにYOGAはあります。

「人間は自由になるためにこの世界に来た。

自由になる術は、自分の真実を知ることにある。

苦悩しているという考えは実態のない物に過ぎない。

自分自身とは自由で幸せの意味である。

YOGAとは、自分の本当を知り、

一切の苦悩から自由な本来の自分自身に帰るための道であり、

真実に至る生き方なのだ。」

私たちは誰もが自由に幸せになるために、この世界にやってきています。

それを叶えるためには、徹底的に自分自身を知ることです。

気高く、落ち着き、心静かで優しい自分を忘れないために、

YOGAをすること、努力することの意味はあります。

つぼみが花を咲かせるとき、花の成長を丁寧にケアして、見守る必要があるように、

人は自分の花を咲かせるためにできる努力をして、

花が咲くまで成熟を待つ必要があります。

しかしYOGAの可能性は、ただ待つだけではなく、

よりたくさんの光があたるところへ、成長させる水と栄養が求められるところへ、

自らの意志で選んで、行くことにあります。

自分を目覚めさせる、明るい太陽の光とは何か？心を豊かにする栄養は何か？

を知り、それを求める生き方。

丁寧に自分の花を育てるように心を見守り扱えば、

必ず自分の本当の姿を知り自由に至ることができます。

緩やかに、途切れないように心をケアし続けることがYOGA。

意識して自分を成長させるように毎日を大切に積み重ね、

心をニローダ（収める）すること。

むやみに心を止めたり、自分の可能性を潰したり、

自らを否定するような修行は本来のYOGAの目的ではないようです。

具体的に何をニローダ（ケア）するのか？

それは、チッタ　ブルッティ（心の移り変わり）です。

心は動き回ります。

望むもの、望まないもの、外の物や対象に向かって動き、

一瞬ごとに目まぐるしく変わります。

YOGAのニローダとは、忙しい心の変化を静かに、

穏やかに保つためにできることをすること。

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