100円キッカケのプライスレスな気持ち

今朝、とあるお店でお茶していました。
途中 老夫婦が来られて、おじいさんがお金を落とす現場を目撃。

私はイヤホンをしてましたが、それでもチャリンと音が聞こえたのでお気付きかと思っていました。
でもおばあさんと会話をされたまま。

これは！と思い肩をトントン。

落とされましたよ

これはご丁寧に

いえいえ

老夫婦は2階へ行かれました。
しばらくするとおじいさんが私のもとへ。

先程はありがとうございました
(同時に金券を差し出されました)

え！そんなつもりじゃないです

わかってます
でも昭和の人間なので

いやいや頂けませんよ

いいんです
昭和の人間ですから

逃げるように去っていかれ、私はお礼を言って結局頂いてしまいました。

落とし物を拾い、それに対するお礼。
出来事に対して自然に動く。

無意識に期待や見返りを求めてしまい、思い通りの結果でないことにガッカリしたり苛立ったり。自分で勝手にしてることなんですがね。

状況や立場もありますが、こんなふうに日々過ごせたらなと改めて感じ、おじいさんの気持ちに只々感謝でした。