福山雅治ではなく、椎名林檎です。
「幸福論」 椎名林檎 youtube
http://www.youtube.com/watch?v=HOpBJ7G0YIE&feature=related
20代の初期に聴いたこの曲を、20代最後に偶然聴きました。
当時も好きな曲だったのですが、
以前よりもっと好きになりました。
「本当のしあわせを探したときに
愛し愛されたいと考えるようになりました」
「そしてあたしは君の強さも隠しがちな弱さも
時の流れと空の色に
何も望みはしない様に
素顔で泣いて笑う君にエナジイを燃やすだけ
私達は往々にして、誰かを愛すると心配や思いやり、
自分のため、相手のため、世間のため、生活するため、
結婚するため・・・様々な理由で相手に何かを要求する傾向があります。
しかし、私達は生きているだけで完全な知性と美しさを物質としてこの世に示す存在です。
進化する必要はなく、退化することもありません。
私達の身体は国家予算を投じても製造することはできず、
私達の心は精妙すぎて仕組みも解明できないばかりか、お金に価値を換算することができません。
少なくとも私はありのままを愛してほしいと望んでいます。
見てくれでも経歴でも性格でもなく、私の魂を愛してほしいと感じています。
その魂はみなさんと全く同じ知性と美しさをもち、かつ個性的で
愛するに値するものです。
この幸福論という歌は最後にこう締めくくっています。
「君が
自分に対しても人に対してもこういう風な感覚を抱ける人間が、
この世のすべての人間になりますように。
yohsuke
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