続けられるか!?今週のギータ(2011.01.26 レッスンにて) | Yogastudio Internal Blog

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YogaStudio Internalは、jymaの認定校であり、
銀座 綿本ヨガスタジオで講師を勤める
小野さつきが山梨県で主宰するヨガスタジオです。

第三章●カルマ・ヨーガ


(三九)
このようにアートマンは
欲望という天敵に覆われている
それは底無しの谷のように飽くことを知らず
燃えさかる火のように身心を焼く


(四十)
欲望は 眼 耳 鼻 舌 身の
五感と 心と 知性をとし
アートマンを覆いかくして
生者を迷わせているのだ


夜中にお菓子を食べながら、ドラゴンボール全巻一気読みしたかったわけではないのに

そうしてしまったのは、その天敵のせいだと思われます。


それは、いいとして。



私達は理屈や経緯を知ると納得することができます。

それ故、納得するために理屈や経緯を欲する傾向があります。

さらにいえば、真理でなくとも理屈やきちんとしたような経緯があれば納得してしまいます。


私達の本当に求めるものは何でしょう?


自分を知りたい。知ってもらいたい。わかり合いたい。わかりたいという気持ち。

これに尽きます。

魂を持つ以上お互いに完全さと美しさを兼ね備えた存在であるのですから、

知ってもらいたいし、知りたいのは当然です。

すばらしい作品や美しい景色に出会ったら誰かに紹介したくなるのと同じです。


理屈で説明できなくても目に見えなくても、

誰かが誰かを愛する気持ちが存在すること、それが新しい奇跡のような出来事を起こすことは

この世界のだれもが理解していることです。


愛情が一番。

その上で欲望というものがグナとして人間にあることも認めねばなりません。

それがあっての人間です。

生と死、善と悪、欲深さと純粋さ。

2つのもの内側で混ざり合うから人間にはすばらしいエネルギーがあるんです。


それを思い出すためにヨーガをしましょう。

アサナを完成させることが目的ではありません。

アサナとプラーナヤーマによって自然に起こる瞑想によって

落ち着いて思い出す必要があります。


他人も神(アートマン)であり、自分も神(アートマン)です。


あまりいじめすぎないように気をつけましょう。



ご自愛を、というやつです。




yohsuke