12/4『エールとノエル』終演! | 声楽家・ボイストレーナー 佐々木ひろ子

声楽家・ボイストレーナー 佐々木ひろ子

声楽家・ボイストレーナー・ヨガインストラクター
全日本合唱コンクール全国大会金賞団体のボイスコーチを担当。
声の指導実績は500人超。過去日本人では約30人しかいない世界青少年合唱団
world youth choir日本代表、2004年日本公演に唯一の日本人として出演。

12/4『エールとノエル ~17-18世紀フランスのエール・ド・クールとクリスマスの歌~』盛会のうち無事終演いたしました。貴重なお時間を割いてご来場下さいました皆様、ご支援ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。



関西で、エール・ド・クール(フランス宮廷歌曲)のコンサートをしたい!その良さを関西の古楽ファンにも生で聴いて味わってほしい!…との思いから、私の古い友人夫婦でありエール・ド・クールのスペシャリストの田尻中川夫妻を中心にコンサートを企画しました。

マネジメントを担当して下さった辻さんが、コンサートについて直前に書いて下さった言葉があります。
…『ヴェルレーヌの「月の光」はフォーレやドビュッシーの歌曲で知っている方も多くおられることでしょう。
詩集「雅びな宴」におさめられた「月の光」は、革命前(アンシャン・レジーム)への憧れです。ヴェルレーヌはその舞台となる貴族の享楽的な遊びの中に、内面にある哀しさや虚しさを月の光に託して詠みあげました。
詩に出てくるイタリア喜劇(コメディア・デッラルテ)の役者たち、酒 、歌、踊り。17-18世紀貴族の愉しみを時代を遡って覗いてみたいと思いませんか?』…

フランス近代歌曲は関西で非常に盛んだけれど、そのルーツとも言えるフランス宮廷歌曲の持つ非常に遊びに富んでいるともいえる美しさを…そして西日本にいる素晴らしい演奏者を紹介したい!という強い想いで、開催に至りました。

元々興味のあったお客様からは『感激してその晩眠れなかった!』『関西でこんな音楽が聴ける日が来るなんて!生きててよかった』との言葉もいただきましたし、佐々木に(無理やり?!)誘われたので来たという音楽関係ではない知人友人達も『優雅な気分に浸れました!』『田尻さんがやくみつるに似てた』との感想いただき、興行主としてはホッとしております。

個人的には、主催&プロデューサー&制作&出演者の掛け持ちでバタバタしており各方面に不義理失礼も多々ありましたこと、コロナ後遺症でのドクターストップからの復帰公演でありコンディション等々実験的な状態であったことなど、反省点も多くございます。事務作業他で眠れない夜も多くありました。

が、第二弾やって!という声も多く頂きましたし、全曲バルトークに続いてオールエールドクールというニッチ路線であるにもかかわらず企画に賛同してくださる声に、調子乗りの私はまた懲りずに何か行うかもしれませんので、その際はどうぞまた応援よろしくお願いします。

…さて!このコンサート開催にあたり、マネジメントと私のぼやき聞き係をして下さいましたならdeこんさーとの辻ゆり子様、素晴らしい解説を書いてくださった関根敏子先生、緻密な対訳資料でいつも非常に大きな助けをくださる梅津教孝さん、最高のチェンバロをお貸しくださり短時間で調律してくださった平山照秋さん、会場を貸してくださった島之内教会様、WEBの特設ページをいつも迅速にコーディングしてくださる真田英里さん、そして配信のための映像製作を丁寧な打ち合わせから対応してくださったKieraの木内孝哉さん、Rideの菱川陽亮さん、ありがとうございました!!

そして最後に、
演奏活動の忙しい中熊本(広島?東京?)から飛んできてくださった田尻健&中川詩歩夫妻!素晴らしい演奏とエールドクールならではの装飾など自分の未知の分野を教えてくださり、プログラム構成までありがとうございました😊
ゲキ渋な歌声を披露してくださった関西古楽界の重鎮笠原雅仁さん、今回関西でご一緒できてとっても光栄でした!
デュオでもお世話になってるし今週も3回会うことになるおなじみ澤朱里さん、今回も丁寧なお心遣いありがとうございました!

そうだ、大事なインフォメーションがまだありました。

応援してるけど行けなかった…という方!
まだ応援できる方法がございます。

聴きたかったけど行けなかった…という方、まだお楽しみいただける方法がございます。

ジャンッ!!!!・:*+.\(( °ω° ))/.:+

【アーカイブ配信のご案内】
『エールとノエル〜17-18世紀フランスのエール・ド・クールとクリスマスの歌 〜』のアーカイブ後日配信のご案内です。

なんと!
★パンフレット・解説・対訳付き配信チケットでの
 「解説」は…NHK『古楽の楽しみ』でも大活躍の関根敏子先生が書き下ろしてくださいました!
 「対訳」は…古楽&宗教音楽のコンサートの対訳で大人気の梅津教孝先生!

★アーカイブ配信用の収録映像は、美しい映像作品を数々撮影されている映像作家の木内孝哉さん(Kiera)に撮影していただきます。

〜内容〜
17〜18世紀のフランスで貴族に親しまれていたエール・ド・クール(宮廷歌曲)。その内容は恋の歌、牧歌、酒の歌と様々です。宮廷のサロンでお話やお酒を嗜みながら音楽を楽しむ。そんな歌曲と、当時フランスで親しまれたクリスマスソングを織り交ぜたコンサートをお届けします。楽しいひとときを過ごしていただけたら幸いです。

〜出演者〜
中川詩歩(ソプラノ)
佐々木ひろ子(アルト)
田尻健(テノール)
笠原雅仁(バリトン/テオルボ)
澤朱里(チェンバロ)

【視聴期間】12/15(火)10:00〜12/25(日)23:59(予定)
※12/15(火)10:00頃に、配信URLを配信します。
【販売終了】12/14(月)23:59
【価格】アーカイブ配信券 2,000円(税込)
アーカイブ配信券+パンフレット・対訳・解説付き 3,000円(税込)
【購入サイト】パスマーケット(PayPay支払いも可能!)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/027k83tt3pk21.html

※本公演は今年12/4(日) @日本基督教団 島之内教会で行う公演の収録配信です


※パンフレットデータはダウンロードとなります。