杉浦貴之さんとの出会いで、
私の、
止まってた人生が進みはじめた。
がんサバイバーの体験談がつづられた雑誌
「Messenger」最新58号が発行されますね。
その巻頭に私の記事が載せていただける記念として。
何回かに分けて、
旦那と私の闘病についてつづってみたいと思います～。
よかったらお付き合いください。
４、がんサバイバー杉浦貴之さんとの出会い。←今日はココ。
５、がんと診断された旦那に、どう接したらいいか全く分からない。
６、頑張りすぎるその性格を直さないと、またがんが再発するからね。
↑杉浦貴之さんです
貴さんは、
28才でがんに罹患され、
「早くて半年、２年後の生存率０％」
と医者に宣告されるも完治された方です。
今は49才になられてます。
私が貴さんと出会ったのは、
2017年1月。
「がん治っちゃったよ！全員集合！in東京」
っていうイベントでした。
これは、
旦那が行きたいと言い出して
行くことにしたイベントだったんだけど。
私ね、
正直なこというと、嫌だったの。
だってさ、
がん患者さんが集まるイベントだもん。
なんかさ、
絶望感あふれた会場で、
暗い雰囲気で、
慰め合うような場で、
辛いけどまあ頑張りましょうねーみたいな、
そんなイメージだったの。
だから、本当にごめんなさい、
正直いうと、
私は行きたくなかったんだ。
でも、夫がやっと、
前向きに治りたいと思って行動しようと
思えるようになったんだと思って、
それに関してはすごく嬉しかったし、
応援したかったから、嫌とは一言も言わずに、行ったよ。
でもね、
でもね、
イメージしてたものとは、ぜんっぜん違った！！
スタッフさんたちの、
楽しそうな笑顔。
明るいオープニング映像。
ふざけた杉浦貴之さん。
あっ、わざとね。
わざとふざけて、笑わせてくれる杉浦貴之さん。
会場を後にするときに、
ハグし合ってる参加者さんたちを横目で見て、
「よかったね」
「また会えたね」
「また会おうね」
「頑張ろうね」
って、声を掛け合っているのが聞こえてきて、
暗い雰囲気で、
慰め合うような場で、
辛いけどまあ頑張りましょうねーみたいな、
そんなイメージってさっき書いたんだけど、
そんなイメージを抱いてた自分が、
すごく恥ずかしくなった。
慰め合うとか、そんな生易しいものじゃない。
辛いけどまあとか、
そんな諦めかけた気持ちじゃない。
この人たちは、
ちゃんと治るって本気で信じてて、
信じているというか治るって本気で思ってて、
治ると思ってるというか、
もう治るとか治らないとかいう次元を超越して、
今を生きてるんだ
って、思った。
私は？
私は、
早く今を抜け出したくて、
未来ばかり追いかけてて、
未来にはきっと何かいいことがあるかもしれない、
早くそこに行きたい、
早く今をすっ飛ばしてそこに行きたい、
って思ってた。
今を、生きてなかったと思う。
その頃から私が、
やっと、
夫ががん患者さんであるという現実を受け入れて、
一緒に生きようという覚悟をもてるようになっていったんだ。
貴さんの本、めっちゃオススメです！！
貴さんのことは過去にも記事にしてます。
読んで。
ぜひ読んで。
今日はここまで。
よかったら続きも読んでね。
５、がんと診断された旦那に、どう接したらいいか全く分からない。
がんサバイバー体験談。『Messenger』最新号58号～がん患者を支える人の特集～
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そんなあなたは、こちらへどうぞ。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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