ようやく桜も満開になりました🌸暑かったり、寒かったり毎日着る物に困ります。

そして、ひさしぶりの投稿。ブログもその時の感情を忘れないように、ざっと書き留めるのですが、まとめきれず保存記事が増えている今日この頃です。

今日は春の感情と身体について。

春は「木の芽時」ともいい、精神バランス(イライラしたり、怒りっぽくなる)を崩しやすい季節。

五行でいうと「木」、感情は「怒り」、臓器は「肝」です。木という字が表すように、陽の気がもくもく〜っと、上に上昇するので、気や血が頭にのぼりやすく興奮しやすい事が要因です。

自身がイライラしたり、周りの方が怒っている時は一歩引いて「だって、春だもの」と思ってみてみるのがお勧めです🍀

ついイライラして怒ってしまった時は、自身を責めるのではく、まず身体を整えてみましょう。あなたが悪いわけではなく、肝の不調が大きく影響しています。

忘れてはならないのが、身体はいつだってあなたの一番の味方だという事。困らせる為ではなく、何かに気付いてほしくて、一生懸命サインをだしてくれています。その意味に気付き、私達も出来るところからサポートしてあげたいものです。

☆肝が不調のサイン
・視力低下、眼精疲労、めまい、ドライアイ、ふらつきなどの目に関する障害。肝は眼ととっても深い関係があります。
・便秘と下痢が交互に生じる、排便してもすっきりしない
・月経不順、無月経
・疲れがとれない
・自律神経の乱れ
・貧血、冷えのぼせ

☆肝を元気にする方法
①適度な運動
②春野菜で苦味のある物を食べる
③酸味のあるものを食べる
④血を増やす食材を食べる
⑤23時〜3時はとにかく寝る
肝臓はこの時間に大量の血液を処理するので、横になっている方が血流量が増え処理がしやすい。寝ていないと効率が悪くなり、朝に疲れが残ってしまう。
⑥頭の使いすぎ、眼の使いすぎに注意
⑦多すぎる仕事量、情報量に気をつける
⑧腹式呼吸やゆっくりした呼吸で、気や血を頭から下に下げる

【①運動】
春は、大汗をかくような運動は向きません。汗が出る時には、気(エネルギー)も一緒に流れてしまうのでエネルギー不足になってしまいます。。

なので、春の運動はゆっくりした散歩やヨガ、じんわりじっとり汗をかくぐらいの運動がベスト。

養生法の考えとして、夏だったら春、秋だったら夏というように、その季節の症状を緩和する為には、ひとつ前の季節にどれだけ養生出来るかがポイント。

なので、夏の熱中症対策は春からです😊

冬は外気や外邪(外からの菌やウイルスなど)から身体を守るために、身体を縮こまらせ毛穴も閉じています。

春になってあたたかくなると、身体も毛穴も緩んできますが、しばらく汗を出しておらず、皮膚も汗の出し方を忘れてしまっているので、ちょっと練習が必要。適度な運動で、腠理(そうり)、汗腺の元の開き方を思い出してもらいましょう。
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(※画像お借りしました)

身体の熱は、皮膚から一番放出されるので、春にこの練習をしていないと、いざ夏になった時に汗を出せず困ります。汗を出せず、放出出来ずに残った熱は身体にこもるので、熱中症を引き起こしやすいです。

熱中症は、気温がそれ程高くなくても、湿度の高い時は起こりやすいので要注意です!

余談ですが、子供は気の塊なので、夜寝ないなんていうのも、気(エネルギー)が有り余っている為。汗をかかせてあげれば、気が流れるので寝てくれるそう。

【②③④食事】
苦味食材・・せり、セロリ、春菊、菜の花
酸味食材・・トマト、小豆、りんご、梅
血を増やす食材・・赤と黒の食材(黒米、黒ゴマ、あさり、しじみ、なつめ、鶏肉)
※血が増えると肝臓が働きやすくなります。

自身だけでなく、周りにイライラしたり、怒ったりしている人がいたら、そっとあさりのクラムチャウダーや、あさりの味噌汁を差し出してみて下さい笑)
                       
皆さんも春の感情や身体を知って、自身の身体と上手く付き合っていきましょう♪