ヨーガ心理学

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  双極性障害について



 自信満々で、「自分は優秀で何でもできるんだ」という躁状態と、自信をなくし、「人生は何も上手くいかない」と落ち込むうつ状態を交互に繰り返す精神状態を双極性障害、あるいは躁うつ病と呼びます。これもまた、心の相対性が引き起こす問題です。

 躁うつの場合、うつ状態の辛い気持ちをどのように盛り上げるかを考えたくはなりますが、反対に、躁状態のときの気分をいかに落ち着かせるかについて考えてみることが大切です。躁状態のときは色々なアイディアを出したり、「あれもこれもやってみたい」というように気分が上がるのですが、そのように強い欲求や自信を作り出せば、何か上手くいかないことが続くと、その気分は一気に反転することになるからです。つまり、気分を上げすぎることが、調子の悪いときにひどく落ち込む原因とになるので、調子の良いときに平常心を保つことがこの対策となります。

 例えば、仕事の功績などを人から称賛さらたとき、それを両手放しで受け入れて喜ぶなら、反対に不満を言われたり評価が悪いときに、落ち込んだり腹を立てることになります。高い喜びを経験した分だけ、怒りや不満も強い反応として現れてくるからです。

 したがって、何か良いことが起きても、それを冷静に受け止め、「今回はこのように褒められけど、次回はそうではないかもしれない」というように考えて気分を上げすぎないことが大切です。結果に対する執着を捨てて、称賛されることと貶されることを平等に見ることができれば、躁うつのような気分の変化は起きてきません。

 躁うつになりやすい人の傾向の一つは、他者からの称賛を強く求めていることがあげられます。周りから評価されたい、成果を上げたいと必死になっていると、必然的に気分の上がり下がりは急激なものとなります。このような願望を手放し、自分にとっての自然な振る舞い、他者に評価されるためではない自分のあり方を模索していくことが大切です。

 

 

 

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