アラ環ヨガ先生の秋本です。

 

普段はセラピストとして仕事をしていますが、

相模大野で50代からでも無理なく始められる小さなヨガ教室を開催しています。

 

日曜日11:20~12:30

 

ご自身の心と身体に向き合う時間を過ごしませんか。

 

詳しくはホームページで

https://yogaoba2022-kenkoujyumyo.theblog.me/

 

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先日、サマーセールをしているお店に立ち寄りました。

袖の短いトップスを見ていると、お店のスタッフさんが「適度に二の腕が隠れて、着やすいですよ。」と声をかけてくださいました。

きっと二の腕の太さを気にする方が多いのでしょう。

 

上腕(肘から肩にかけての腕の部分)には、上腕二頭筋と上腕三頭筋という筋肉があります。

上腕二頭筋は力こぶの筋肉で、腕を前から上げたり肘を曲げる時に使う筋肉です。

上腕三頭筋は肘を伸ばしたり、腕を後ろに引く動作で使う筋肉です。

 

ヨガでよくある「マットを押す」という動作は、この上腕三頭筋を使います。

 

上腕三頭筋に力を入れて、身体を支えます。

 

マットをしっかり押せない人は、肘が曲がってしまい身体が支えられない状態になりやすいです。

 

この時「腕の力がなくて」と力こぶを作る動作をされる方がいますが、力こぶではなくて二の腕なんですね。

 

上腕二頭筋と上腕三頭筋の筋肉のアンバランスは、怪我のしやすさや姿勢にも影響があるそうです。

 

上腕二頭筋ばかり鍛えると肩が内側に入りやすく猫背になってしまうのもアンバランスの影響と考えられます。

腕の筋肉のアンバランスが猫背の原因かもしれないなんて、あまり考えませんよね。

 

また筋肉の量が少なくて巻き肩になりやすい時は、肩関節の周囲の筋肉の使い方もありますが、腕の筋肉の使い方の影響も考えられます。

 

日常生活では、荷物をもつなど肘を曲げる動作で上腕二頭筋を使う場面の方が多いと思います。

 

上腕三頭筋を鍛えるには、腕で押す動作をすればよいことになります。

 

板のポーズやテーブルポーズなど腕を伸ばして身体を支えるポーズの練習で、上腕二頭筋を伸ばし上腕三頭筋を使って腕の力を鍛える効果が期待できます。

 

上腕三頭筋を意識して使うことで、二の腕のたるみが気にならなくなってくるかもしれませんね。

 

ヨガでは、身体のアンバランスに気づき、整えていくことができます。

ご自身の心と身体に向き合う時間を過ごしませんか。