アラ環ヨガ先生の秋本です。
普段はセラピストとしてもみほぐしやストレッチの仕事をしています。
 
ヨガをするときに「骨盤をたてる」という言葉をよく聞くと思います。
 
骨盤を立てて座るとは、座骨をマットに垂直に立てるようにして仙骨もマットに垂直になるようにして座ることを表します。背中は軽く後ろによりかかるような感じで背筋をまっすぐにします。
 
電車の座席やソファに座るとき、姿勢はどうなっていますか。
机に向かっているときはどうでしょうか。
 
よく見かけるのが骨盤が後ろに倒れて仙骨の辺りが座面に近づいている姿勢です。
背中も丸くなってしまいやすいです。
又は、足を投げ出してふんぞり返るような感じでしょうか。
 
椅子に座るときに、試しに骨盤を寝かせた時と立てた時を比べてみると、足裏の接地した感覚が変わるのがわかるかと思います。
骨盤を立てると、座っているときでもしっかりと足裏を使って接地して姿勢が安定していると思います。
 
骨盤を立てて座ると重心バランスがとれて、重力の影響が少なくなり、疲れにくくなることが期待できます。
椅子にクッションを置いて仙骨の辺りに当たるようにすると腰にかかる負担も軽くなると思われるので、長時間座っているときにはお勧めです。
 
ヨガの時には、ブロックやクッションをお尻の下に入れて高さをだして、軽く斜めの状態を作ってあげると座りやすいと思います。
 
中高年から始めるヨガ教室。
身体の使い方を見直してヨガを実践します。
健康でいるためにご自身の心と身体に向き合う時間を過ごしませんか。