こんにちは。ヨガインストラクター竹内です。



ヨガを続けるうちに出会ったインドの考え方、「四住期(アーシュラマ)」。

人生において理想とする4つの生活期のこと。

 

①学生期(がくしょうき)(ブラフマチャリア):師のもとでヴェーダ聖典を学習する


②家住期(かじゅうき)(グリハスタ):家にあって子をもうけるとともに家庭内の祭式を主宰する


③林住期(りんじゅうき)(ヴァーナプラスタ):森に隠棲して修行する


④遊行期(ゆぎょうき)(サンニャーサ):一定の住所をもたず、托鉢のみによって生活をする

 

(参照:コトバンク)

 

“林住期”については、五木寛之氏の著書『林住期』で耳にしたり目にされたりした方がいるかもしれません(タイトルを知っているだけで読んだことはないのですが)。

 

四住期の考え方について少し詳しく知りたい方は、

人生のギアチェンジとは。五木寛之さんが語る人生百年時代の生き方。

をご覧になると良いかもしれません。

今回、四住期について書くにあたり色々調べた中で、こちらの記事が分かりやすくまとめられていると感じましたのでご紹介させていただきました。

 

人生百年時代と言われる現代、理想とする人生観を持つのと持たないのとでは大きな違いが生まれる気がします。



私は、人生の後半以降、体の衰えを感じる頃に入ったら、精神的な部分を深めるのに良い時間に入るのだと思います。

昨年息子が社会人となって一人暮らしを始めて、今は林住期だと考えています。

お姑さんと同居、遠く離れて暮らしている両親もいますので、完全に「森に隠棲して修行する」とはいかず、社会とのかかわり他果たす役割はまだまだあります。

 

とは言え、より内面を深めていきたい。

生きとし生けるものの幸せを祈る者として年を重ねていきたい、という思いを強く持っています。

 

おばあちゃんと呼ばれる年になった時にも、自己探求を続け、祈る存在でいたい。

それが長く生きる者のつとめのように思うのです。


「おばあちゃんどんどん色々なことができなくなっているけれど、いつも神様(仏様でも良いです)に手を合わせているね」

「みんなの幸せを祈っているね」

そんなおばあちゃんになりたいなあ、と。

 

若い世代は、まだまだ体も元気、目に見える世界にどうしても気持ちが向きがちです。

一方、年を重ねた世代は精神的に自分を磨き、見えない世界に力を与え、支える存在でありたいと。

 

表立っては言いません。

「変わってる」と思われ周りから浮いてしまいそうですから。

 

「四住期」という人生観は、イコールヨガの人生観という訳ではありませんが、ヨガという哲学を育んだベースにあるものと感じます。

 

ヨガは、「結ぶ」「つなぐ」という意味。

最終的なゴールは心、精神、魂など目に見えない世界の状態。

目に見える世界が全てと思えない私にとって、探求の道しるべとなるもの。

 

私の人生の終わりには遊行期が待っていると思うと、ふと自由になった気持ちになります。

できるだけ身軽になって、静かに坐る日々を過ごしていることを願って。

 

それではこの後も良い時間をお過ごしください。

 

竹内 ゆうこ





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