若者たちの叫び　地球を助けて

9月20日、世界各地でクライメート・ストライキ #ClimateStrike が行われました。

 

今回は南北アメリカ大陸でのストライキ参加者を入れる前の段階で世界で300万人が集まったと予測されています。 ニューヨークでは110万人の学生に授業を抜けてストライキに参加する許可が出ていました。全世界を合わせると500万人くらいにはなりそうです。

 

 

 

ロンドンでもハンブルグでも何万人という人々が若者を中心に集まって地球温暖化・気候変動に大人たちが真剣に取り組むことを求めました。

 

今何よりも世界の人類が一緒に手を取り合って解決に向けて全力を注がなければ

生命の存続が危うくなる深刻な問題です。一刻を争います。

 

産業革命以来、人類の行動のために急激に数が減っている生命体。絶滅危惧種（Endangered Species）の中には　Bumble Bee（マルハナバチ）の種なども入っています。生態系を守っている数々の貴重な命が失われています。地球上の生物はこうしている間にも減っているのです。

 

 

今この世に実在するものは、目に見えて手で触れる物質から、今回のような世界規模での人々の行動まで、最初はたった一人の人の思いでしかありません。16歳のグレタもたった一人で始めました。

 

 

資本主義世界で経済的発展や利益の追求に明け暮れて、大切なものを見失ってしまった大人たちがつくった世界を若者たちが今変えようと懸命になっているように思います。

 

手をこまねいてこのまま傷ついている地球を見捨ててしまったら、最近の世界に見られるように極端な災害が続き、ますますその猛威を振るうでしょう。

 

海面が上がって多くの平野が海面下に沈むことも予測されています。食糧難や水危機が酷くなる前に何かできるのはこの数年しかありません。

 

悪徳政権に目をそらさせられている場合ではないのです。

 

 

 

若者たちが必死で声をあげています。この若者たちは、取り替えることのできないたった一つのこの地球で生きていかなくてはなりません。今までとは違った価値観で新しい世界を作ろうとしていくでしょう。

　　　

彼らにとっては自分が生きていく近未来、地球温暖化の問題は人ごとではないのです。小さな省エネの工夫からゴミを減らすこと、生活スタイルを変えることまで、一人一人にできることが必ずあります。

　　　

なかなか動こうとしないどころか環境破壊を続ける日米の政権に向けて、大人が選挙で意思表示をしていくことが必要です。今立ち上がっているこどもたちの多くにはまだ選挙権さえないのです。

　

日本ではまだまだ気候変動 (Climate Change) ・地球温暖化 の問題が人々の意識にのぼっていません。こういった情報をシェアすることで知らせていきましょう。こどもたちと、若者と積極的に環境の話をしましょう。

 

#ClimateStrike や #FridayForFuture などのハッシュタグを使ってツイッターやフェイスブックで検索すると動画や写真がたくさん見つかります。

 

ただ一つしかないこの美しい地球を愛する人一人一人が少しずつ関心を持って、少しずつでも友達に家族に伝えていくことが大きな運動につながります。

 

グレタがたった一人で声をあげたのは2018年8月、ほんの１年ちょっと前のことです。その間に彼女に共感した学生・若者を中心に運動は数百万人の人を動かすまでになりました。

 

 

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