本来の自然治癒力が蘇る

呼吸と脊髄のヨガ習慣を

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アイアンガーヨガ認定指導者のmayaです。

 

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わたしの世界観はこちらから。

 

前回の【神習慣の秘密】のお話です。

 

食べ物だけではく、

感情や思考、経験も消化していきます。

 

消化力が弱まっていると

 

・疲れが抜けず、朝からだるさを感じる

・眠りが浅く、夜中に目が覚めやすい

・首や肩に力が入りやすく、こりが取れない

・背中が板のように固まり、呼吸が浅くなる

・みぞおちが硬くなり、常に張りつめている

・胃腸が張りやすく、ガスや便秘・下痢が増える

・集中力が続かず、思考が散らかりやすい

・感情が不安定になりイライラや落ち込みが多い

 

 

大切なのは、
呼吸と背骨をととのえ、
アグニの炎を静かに呼び覚ますこと。

 

呼吸が脊髄をめぐるとき、
神経の通り道はひらき、

安心の記憶が蘇ります。

 

それは単なるリラックスではなく、
内側に眠っていた静けさが

そっと目を覚まし始める瞬間です。

 

 

■【神習慣の秘密】

感情は、いちばん外側ではない

 ーコーシャというヨガの人間観 ー

 

怒りやすい。
落ち込みやすい。
不安が止まらない。
涙が出る。
逆に、何も感じられない。

私たちは、それを
「感情の問題」だと思いがちです。


でも、ヨガ哲学において、
感情は、
私たちのいちばん外側の層ではありません。

いくつかある層の、
内側にあるもの。
 

だから、
感情だけを直接どうにかしようとすると、
どこかで苦しくなる。


ヨガ哲学では、
私たちは単一の存在としてではなく、
いくつかの鞘が重なり合う構造として
理解されます。


今日は、そんなコーシャのお話です。



 

ヨガには
「コーシャ」という考え方があります。

コーシャは、
「層」と訳されることもありますが、
「鞘(さや)」「覆い」
という意味に近い言葉です。

私たちは、
ひとつのかたまりではなく、
いくつもの鞘が重なり合って、
今の「私」として経験されています。




いちばん外側にあるのは、身体。
これは、アンナマヤ・コーシャ(食物鞘)
と呼ばれます。

触れられる。
温度がある。
重さがある。

骨や筋肉、内臓や神経。
目に見える形の世界です。
 

その内側にあるのが、
呼吸や生命活動の働きの鞘。
これは、プラーナマヤ・コーシャ(生命鞘)
と呼ばれます。

呼吸。
循環。
温かさ。
脈。

「生きている」という働きそのものが、
ここに含まれます。

 

そのさらに内側に、
心の鞘があります。
これは、マノマヤ・コーシャ(心鞘)
と呼ばれます。

感情、感覚情報の処理、思考の働き。

私たちが日常で
「心」と呼んでいるものの多くは、
この領域に含まれます。

そして、私たちが日常で
「感情」と呼んでいるものの多くも、
ここに属しています。




そして、その内側に、
識別する知性の鞘があります。
これは、ヴィジュニャーナマヤ・コーシャ
(智鞘)と呼ばれます。

ただ考えることではなく、
「何を選ぶか」「何を真実として見るか」
という、静かな判断の力。
 

さらに奥に、
アーナンダマヤ・コーシャ(歓喜鞘)
と呼ばれる鞘があると説かれます。

深い安らぎや、
統一感に近い経験に触れるところ。



五つのコーシャは
いずれも「覆い(鞘)」であり、

真我(アートマン)は
それらの鞘そのものではありません。

 

鞘が揺れていても、
その揺れが「本質そのもの」ではない。

だからこそ、
鞘の揺れと本質は区別されます。

 



感情は、
いくつもの鞘の「途中」で起きている経験。

いちばん外でもなければ、
いちばん奥でもない。

たとえば、
不安が止まらないとき。

少し身体を観てみると、

胸がざわざわする。
お腹が冷えている。
足裏が浮いている。
呼吸が上に集まっている。

不安が生じるとき、
それは心(マノマヤ)だけの
出来事ではありません。

心の鞘が動くとき、
呼吸や生命活動(プラーナマヤ)もまた動き、
身体(アンナマヤ)にも同時に現れます。
 

つまり、
不安という体験は、
「心だけに閉じた出来事」ではなく、

呼吸と身体を含む複数の鞘で、
同時に経験されているものです。




だからこそ、
感情だけを直接どうにかしようとすると、
どこかで苦しくなることがあります。

「考え方を変えればいい」
「前向きになればいい」
「感じないようにすればいい」

そうやって
心の鞘だけを操作しようとしても、
呼吸や身体の鞘が置き去りのままだと、
体験全体は落ち着きにくい。




もし、あなたが今、
感情が不安定だと感じたとき、

それは、
あなたの本質が不安定だという意味ではなく、
いくつもの鞘がいま動き、
揺れが全体に現れているということ。




明日は、

「感情が大きく揺れるとき、
どの鞘が先に乱れやすいのか」

特に
呼吸・生命活動の鞘(プラーナマヤ)
の視点から、
もう少し具体的に見ていきます。

 

 

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感情や思考、経験も消化していきます。

 

消化力が弱まっていると

 

・疲れが抜けず、朝からだるさを感じる

・眠りが浅く、夜中に目が覚めやすい

・首や肩に力が入りやすく、こりが取れない

・背中が板のように固まり、呼吸が浅くなる

・みぞおちが硬くなり、常に張りつめている

・胃腸が張りやすく、ガスや便秘・下痢が増える

・集中力が続かず、思考が散らかりやすい

・感情が不安定になりイライラや落ち込みが多い

 

 

大切なのは、
呼吸と背骨をととのえ、
アグニの炎を静かに呼び覚ますこと。

 

呼吸が脊髄をめぐるとき、
神経の通り道はひらき、

安心の記憶が蘇ります。

 

それは単なるリラックスではなく、
内側に眠っていた静けさが

そっと目を覚まし始める瞬間です。

 

 

■【神習慣の秘密】

できないままでも、安心は育つ

 

安心の回路を育てていくというテーマで
お話をしています。

 

 

安心は、
切り替えるものじゃなく、育っていくもの。

そして、
「変わらなきゃ」と思うほど、
神経は構えてしまいます。

だからこそ、
最初にこれを伝えたいです。

安心の回路が育つのは、
「できたから」ではありません。

成功の結果ではないんです。

育つのは、
やってみる経験の蓄積。
安心な体験の蓄積。



 

ここで、
ひとつ大事な前提があります。

神経の世界では、

古い回路を消す
ダメな反応をなくす
新しい経験で塗り替える

こういうことは、ほぼ起きません。

神経はとても保守的で、

「生き延びてきた反応」を
簡単には手放しません。

だから、

消さなきゃ
どんどん違う経験をしなきゃ

と思うと、それ自体が
交感神経を刺激する方向に
傾いてしまうことがある。


 

神経の再学習で、
実際に起きていることは
もっと静かな変化です。

それは、

「選択肢が増える」

ということ。

たとえば、

緊張しか知らなかった神経に
→「緊張しなくても大丈夫だった」
という別ルートができる

息を止めるしかなかった神経に
→「一瞬、勝手に入った呼吸」
という新しい記憶が加わる


緊張する反応は残ったまま。
息を止める回路も消えない。


ただ、

「他にも選べる道がある」ことを
神経が知る。


これが、神経の再学習です。

 

だから、
ここで言う「やってみる」は、

変わるため
できるようになるため
違う自分になるため

ではなく、

神経に
「新しい可能性」を見せるため。

しかも、その経験は
小さくていい。
安心な範囲でいい。

どんどん新しいことをする。
刺激を増やす。

ではなく、

同じような安心を
何度でも何度でも
同じ質で体験すること。

これが、
安心(腹側迷走神経)を育てていく方法です。



 

そして今日、もうひとつ。

「できない状態」も、
回路形成の一部です。

先月、オンラインサロンに入られた方が
こんなメッセージをくださいました。


「ポーズの名前とポーズも
まだチンプンカンプンです。

今のところ、、
できないことも、
息が止まることも、
たのしいです。」

私は、
この言葉がとても好きです。

できないのに、たのしい。
息が止まっているのに、たのしい。

それは、努力の話ではなくて、
神経が少しだけ
「安心」を受け取り始めたから。


・息が止まることに「気づける」
・できない状態を観察できる
・それを否定しない

この時点で、
すでに安心(腹側迷走神経)が
少し関与しています。

できるようになったから安心、
ではなく、

安心が少しあるから、
体験を楽しめる。

この順番が、神経の順番です。



 

そして、今日伝えたいこと。

「できない」って、悪いことじゃない。

できない、の中には

・まだ馴染んでいない
・まだ怖い
・まだ慣れていない
・まだ支えが足りない
・まだ情報が足りない

そういう、
いろんな身体の声が入っています。

できない=ダメ、ではなく、
できない=いまの神経の正直な反応。

その反応を
否定せずに扱えるようになると、

神経は少しずつ
「守らなくていい」を覚え始めます。

 

 

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■【神習慣の秘密】

 

私たちはつい、
何かを始めるときに考えてしまいます。
もっと良くならなきゃ
変わらなきゃ
このままじゃダメなんじゃないか

でも、神経は、
「変わらなきゃ」と思っているときほど
実は、いちばん構えています。
ちゃんとやらなきゃ
感じなきゃ
力を抜かなきゃ
そう思うほど、
身体は静かに守りに入る。




昨日もお伝えしましたが、
安心の回路を育てていくのは、
気づける感覚が
少しずつ増えていくこと。
そしてそれを、
身体が覚えていくこと。

気づけるようになるって
受け取れるようになること。



それって、心の余裕でもあります。

余裕って、
時間があるとか、
気持ちが前向きとかじゃなくて、

いま起きていることを
追い払わずに、そのまま置いておけること。
すぐ判断しない。
すぐ変えようとしない。

そういう、内側のスペースのこと。


アーサナで、
背骨のひとつひとつの間に
ほんの少しスペースが生まれる。
あれは、
心のスペースも育っていく感覚に
とてもよく似ています。


心の余裕って、
頑張って作るものじゃなくて、

急がなくていい
比べなくていい

そんな許可が、
神経に少しずつ通っていった結果、
あとから生まれるもの。

受け取れるようになると、

神経は自然と
「今は大丈夫かも」
という判断を始めます。



昨日のミニヨガレッスンの後、
メンバーさんが、
こんなメッセージをくれました。



「今日、mayaさんが
ウッティタトリコーナアサナで
身体が落ちずに、自然に引き上がる感覚を
足から作っていくって言っていたこと。

これ、今日、ようやく感じました。
今まで、身体が落ちて、
内側で固めて保っていたんだって…。
今日、気づきました…」

ようやく、でいいんです。
気づきのタイミングは人それぞれ。
 
 

安心は、
教え込まれるものではありません。
整えられるものでもありません。

育つものです。

 

 

 

 

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