私が美しくなった本当の理由 | 人生を変えるファッションのはなし

人生を変えるファッションのはなし

ファッションという表現で新しい自分に出会うことで
世界は拡がり人生はカラフルに変化する♪

 

自分の中にある

冷酷さみたいなものを

 

私はずっと知っていて

 

それは隠しておかなきゃ

いけないものだと思ってた

 

キラキラしてる人が羨ましくて

ずっとそんな人になりたくて

 

私はそれを隠したまま

必死で外側を取り繕って努力した

 

 

 

 

「うちのことは誰にも言っちゃいけないよ」

 

 

青あざだらけの顔した母はそう言った

 

私は玄関でランドセルを背負ってた

 

 

 

こういうことは

家族の恥なんだから

誰にも言っちゃいけないと

いつも口を酸っぱくして言われてた

 

そういう母を

私はいつも冷めた目で見ていた

 

昔から、うちには

言っちゃいけないことが

たくさんあって

 

悔しくて許せないことも

たくさんあった

 

そういう感情を押し殺すときは

いつも呼吸を止めていて

息苦しいような感覚だったのを覚えてる

 

毎日のように酒を飲んでは

狂ったように暴れて人を罵る父

娘が不出来なのは

おまえが育てたせいだと母に怒鳴り散らしてた

醜い言葉を聞きながらいつも

悔しさと憎しみを味わいながら押し黙ってた

 

 

 

あれから何年も経ってから

 

 

母は晩年にがんを患った

 

 

今度は母の番だった

 

狂ったような罵声が病室に響いて

あの日々の悔しさの全部を吐き出すように

母は父を罵ってた

 

 

私は冷たい心の中で

 

「当然の報いだ」

「ざまあみろ」って呟いた

 

 

繰り返される醜い言葉の数々は

恐らく肚の底から初めて出した

母の本音だったんだろうな

 

聞いていて清々しかったんだよね

 

なのに私は

次の瞬間ゾッとして

慌てて蓋を閉めたんだよ

 

「なんて冷たくて醜い心なんだ」って

 

確かに抱いた感情を

醜いと決めてジャッジした

 

ある時そういうことを

漠然と思い出しながら

鏡で自分の顔を見てギョッとした

 

ああ、そっか

 

自分を責めた罪の意識が

私をブスな顔にさせていたんだと

その時初めてわかったんだよね

 

幼少期からこれまでずっと

自分の感情に対して

そうやってきたことを思い出したんだ

 

それからの私は

自分が抱いたどんな感情も

全て許して受け入れてみることにした

 

ブスにもなれるし美人にもなれる

 

それすら選べる自分を知ったから

 

この出来事をきっかけに起きた気づきは

私の顔を柔らかくさせていったんだ

 

 

そして、自分の顔を見て

「美しい」と思える日が少しずつ増えていったんだ

 

 

 

 

感情いっぱい揺さぶりながら味わいながら

自分への許可をもっともっと深めていくための

DREAM LIFE CREATORS 講座


 

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