シュリンゲーリの僧院 | インドの智慧とか~ゆるゆる日記~

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仙台で、アーユルヴェーダ&ヘナの自宅サロンと、ヨーガサークルを開いています。
アーユルヴェーダのこと、ヨーガのこと、インドごと、そして、日々感じたことや経験したことなどを、ゆるゆると書いていきます。

シュリンゲーリには、
インドの大賢者の一人、シャンカラが建立した僧院がある。
シャンカラが建立した僧院は、
インドには4か所あって、
シュリンゲーリは総本山カエル

ところで、
シャンカラとは、8世紀のヴェーダンタ学派に属する哲学者である。

そして、ヴェーダンタ学派とは哲学のグループの1つ。
そもそも、
インドの哲学のグループは、6つの学派に分かれている。
これは何かというと、
インドに古代から伝わっているヴェーダ聖典という
自然界というか、この世界の真理について説かれているものがある。
これについての見解の違いで6つに分かれているのだ目

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ここで
話をもとに戻すと、
今回、そのシュリゲーリにある総本山を訪ねたあし
シャンカラが、
ここに僧院を建立した理由は、
シャンカラがここを訪れた時、
川岸に卵を抱えたカエルがいたそう。
そのカエルが干からびないように守るため、
コブラが日陰を作っている光景を目にしたのだとか目
シャンカラは、その平和な情景にココロを打たれ、
僧院をココに建立したのだという(・∀・)



コブラがカエルを守っている像
もうカエルは摩耗して鮮明ではありませんが・・・あせる

この僧院は、
累代のシャンカラチャーリヤ師によって大切に維持されている。


いざ!僧院へ!





色鮮やかな門をくぐって中に入るとあし
いくつかの寺院が建っている。

ちょうど、
現在のシャンカラチャーリヤ師から若い世代に引き継がれる
珍しい時だったようで、
お二人で並んでいるポスターが貼られていた。



どうも今は、お二人にお会いできるらしい・・・。
シャンカラチャーリヤ師にお会いできる時間まで、
僧院を見学することに。

まずは、入り口付近にある、
シャーラダー・デヴィ寺院。

シャーラダー・デヴィ寺院(サラズヴァティ-の別名)

シャーラダー・デヴィとは、
サラスワティー(弁財天)別名で、
シュリンゲーリはシャーラダー女神信仰が盛んなのだとか目

次に、ハッキリわからないのだけど、
シヴァ神の祭られているお堂のような所にあし



この脇にいるシヴァ神を見ていただきたい。
なんだかビミョーなお顔のシヴァ神が!!

シヴァ神!?

なんというか、オッサンオバサンのような・・・
これで良いのかな~?という感じじゃないだろうかシラー

そして、
ヴィディヤーシャンカラ寺院に

ヴィディヤーシャンカラ寺院





通称シャンカラチャーリヤ寺院とよばれ、
1338年に建立された寺院。
ホイサラ様式とドラヴィタ様式の石造建築で、
厳かに建っている。
いつも思うのだけど・・・
歴史的なインドの建築物は素晴らしい合格


謁見の時間がせまってきたので、
橋を渡って、
グルニワースという謁見所に向かうことに。





橋を渡って、しばらく歩くとあしあし





象だっ!!
象の鼻で撫でてもらうと良いことがあるらしいニコニコ
ということで、撫でてもらうことに音譜



だけど、
こんな感じで鼻を下すので、
意外と衝撃が走る感じだったショック!


時間がせまって来たので、
象達ともお別れして、
しばらく歩いたところにグルニワースがある。
入口しか撮影できなかったけれど、
この中でシャンカラチャーリヤ師にお目にかかれるのだ。

ここで、シャンカラチャーリヤ師とお会いできる

たしかに、
玉座にお二人座っておられた。
わずかだけど寄付をしたらシャンカラチャーリヤ師から
リンゴのプラサーダをいただいたニコニコ
シャンカラチャーリヤ師は、
礼拝に来られたたくさんの方達のお話を
しっかりと聞いてお答えされているようだった。
貴重な体験だった・・・・。


帰りに
足を川につけようと、川岸に下りて空を見ると、
足形の雲が!!



これはこれは、吉兆な印らしいのだ。
歓迎していただけたような、そんな感じがして、
胸いっぱいな気持ちで僧院を後にした。


外にでたら、
相変わらず牛だらけだったおうし座