ありがたいことに(家族をはじめ引き留めてくれる人もいないので。笑)毎年1ヶ月単位の海外旅をさせてもらい、ヨガとお料理の学び体験をしています。
それでも
英会話が苦手な私。
よく
『えーーーまたまたぁ〜!
日常会話とかある程度不備無く生活出来るくらいの会話はできるでしょーー?』
と言われ
実際そう思われているようですが
まったくもって聞き取れない&話せない、です。
大切な『コミュニケーション・ツール』として、少しでも身近に感じようと思い
ここ2年くらい
こんなCD付きの本を購入して、
なるべく本を見ないようにしCDを聞きながら、英語を口にしています。
毎日毎日同じ構文を聞き、聞きながらそれを口にしています。
一通り流して聞くと、1時間で終わります。
毎朝いろいろ雑務をこなし、
7〜8時位の、食事片付けを終え朝ヨガクラスへ向かう前に聞くのを基本としています。
色々な作業をしたり、考え事をしたりとの平行勉強なので
しっかり頭に入っているタイミングもあれば
さらっと流すタイミングもあったりで、いい加減なのですが・・。
しかも
朝時間帯の面白い情報番組を視聴しながら同時進行で聞いたりしているので(汗)
そもそも『勉強』になっているのかは、かなり微妙な状況・・・。
それでも
『やらないよりはいっか!』
と思い、続けていた『聞き流し』『適当に口にする』簡単英会話。
耳で聞いたことをそのまま口にする。
簡単な文章もあれば、ちょっと込み入った(私にとって)文章もありつつ、とにかく自分が出来得る範囲で耳にし口にし、
時間に余裕がある時は、
聞き取れなかった耳慣れない文章をテキストで確認して
さらによく解らなければネットを介して調べたりいていました。
すっごく基本な
『Hallo!(こんにちは!)』の章から始まり、
最終章では結構しっかりした会話を話す展開になっていまして
実際にこんな文章を発することないよね?な
シュールな文章もでてきたりして・・・笑
・・・恐らくこのようなやり取りは、私の日常会話では登場しませんが、、、
と言うようです。。。。
勉強になります。。。笑
基本的にこのテキストは
『海外を旅行した時に困らない程度の簡単な英会話』らしいので
旅行会話に関するものが多いのですが
例えば
『おかわりはいかがですか??』
だそうです。
『旅行をする側』からしたら、自分がこのメッセージを口にすることはないので、『こんなふうに旅先の店員さんから言われることもありますよ』という表現の理解として掲載されていたのでしょう。
お店のスタッフからお声かけされる場面があるかもしれませんが、
訪問者としてその国を訪れている限り、
耳にすることはあっても
基本的に『自分から』口にする機会がないメッセージ。
それでも真面目な私からしたら
(いや、オウム返しに、耳から入ってくる音を口にしていた私からしたら)
とりあえず口にしておこっかなーーーー
くらいで気に留めていた言葉。
それを。
普通に口にする機会が現れました!
私が働いているインド料理屋さんは静岡市中心部のオフィス街にあり、私が担当しているのはランチタイムのみなので、いらっしゃるお客様は主にそのオフィス街のランチタイムの方が中心です。
(そんなランチタイムでの爆笑時間を綴ったこちらのブログもどうぞ!)
ですが
めずらしく本日は中国人観光客のグループの方が多くて。
メニューは日本語&英語表記ですが、ご来店初めてのお客様にとっては迷いがちな表記。(改善します!)
私自身は中国語が話せず、
中国の方も日本語があいまいでしたので
お互いの共通言語は英語。
ちょっと緊張する、私。
まっとりあえず、毎日耳にしている英語で頑張ってみるか!!!
とあるカップルのテーブルオーダー。
※英会話に詳しい方、私の英会話に『そんな言い方、今はしないよ〜』的なアドバイスありましたら、ぜひぜひお願いします!※
お客様『How can we order...』(どうやって頼んだらいいのかな??)
この時点でど緊張の私。
店内はランチタイムの怒涛の忙しさで、他のスタッフ(全て日本語拙い愛すべきネパール人スタッフたち)に頼る選択肢はゼロ。
私(英語表記の選択制メニューを指差しながら)『Please choose one in these curries. And choose your hot level. Mild, midiam, hot, more extra. Our mild revel is normal』(この中からひとつカレーを選んでください。辛さも選べます。甘口、中辛、辛口から段階があって、『甘口』が私たちのお店では一般的な『辛口』の味わいです)
お客様『OK! So, two chiken, please. One is mild, other is midium』(おっけい!そしたらチキンカレー二つ。一つは甘口、もう一つは中辛で)
私『Thanks! You can choose a naan or turmeric rice. Which do you want?』(はい!そしたらナンかターメリック・ライスが選べますがどちらにします?)
お客様『Naan, please(ナンにして)』『For me, rise please!(私はライス)』
私『OK! And please choose your set drink(はーい、そしたらセットのお飲み物をお選びください)』
と、メニューの中のドリンク・リストの場所を指で指して提示する
お客様『Two lassi, please(ラッシー二つ、お願いします)』
私『Ok, thanks!😊(はい、ありがとう!)』
英語が話せる方からしたら他愛ないやり取りだと思いますが
1)そもそもこのお店のオーダーの取り方に、日本語ですら慣れていない(勤め始めて数日)
2)英語を始めとする外国語があまり話せない
3)1)2)を踏まえながら、大混雑する店内での1)2)お客様への対応
の私からしたらど緊張の数分!
かなり目を白黒しつつも、なんとかすすみました。ほっ!
と思いつつ、さらにもう一つハードルがありました!
ここのお店のランチタイムは、
ナンもしくはターメリックライスを、お代わり一回まで無料でサービスしているので
お召し上がり頂いているお客様のナンやライスが無くなりそうになったら『お代わりしますか?😄』のお声かけをしています。
さて。
この言葉を英語で言うにはどうしたらいいかな???
・・・・・。
・・!!!!!!
あったじゃないか!!!!
他の人から声をかけられる可能性があったとしても、絶対に自分は口にしないと思っていた、英会話構文のフレーズが!!!
前出の『お代わり、いかがですか??』
これですよ〜�💪!
はい、もちろん使ってみました!
使えるのが嬉しくて
本日ご来店くださった日本語が母国語ではないと思われるお客様たちに、ここぞとばかりに使わせていただきました!
お代わりをご依頼くださる方もいれば
ノーサンキューの方も。
でも
普段使わないフレーズを思う存分支えて
それが通じる感動が嬉しすぎて、必要以上に使っていました。笑
最後お会計する際に、
前出の中国のお客様たちカップルさんが
『Your smile makes us so happy! Thank you😄』
とおっしゃってくださったのが嬉しかった❤️
そして本日は
初めてお店に足を運んでくださった初老の日本人ご夫婦からも
ご夫婦『あなたはここのお店のオーナーさんですか?』
私『いえ、違います。ですが何か不手際がありましたら私よりお詫び申し上げます。何か気になることがありましたらお聞かせください』
ご夫婦『いや、、、、
あなたの笑顔が本当に心地良くて。立ち居振る舞いや表情から、このお店への愛情をものすごく感じたので、てっきりオーナーさんかと・・・失礼しました。
今日は初めてのインドカレー体験で、実はさほど期待はしていなかったけれどすごく美味しくて楽しかったよ。ありがとう、また来ます』
と。。。
涙が出るくらい嬉しくてありがたかったです。
私自身もたくさんの学びができ
それをお客様と共に楽しませて頂ける。
なにより、お客様に楽しんで頂ける。
こんなに幸せの循環を満喫できる仕事と出会えて、本当に感謝です。
今日も朝ヨガクラスの後にお店入りし
すでに仕込みを頑張ってくれている厨房スタッフさんたちの脇を通りながら
『おはようーーナマステーーー今日もよろしくお願いしマーース!』
と声をかける。
彼らからは
『misakoさーん、おはよーこんにちはー!
今日もがんばろーねーーー』
と声をかけてもらえる。
今日は
ネパール語で『はい』『了解』『イエス』を意味する言葉は何と言うのか教えてもらいました。
耳で聞いても難しいので英語表記で教えて、と。
なぜかというと
いつも厨房へオーダーを入れると
日本語で『はーーーい』『はいはーーーい』と返事してくれるのですが、
私も
彼らが作ってくれたお料理を受け取る時に
彼らの言語で返事したいな、と思って☺️❤️
私の手の甲に書こうとするので
おっとっとっとと!!!!
メモ帳に書いて!
と。笑
アデュール、だそうで。
覚えられるかな?笑
忘れてなかったら、明日から『アデュール!』って言ってみようっと!
毎日旅行気分で楽しく働かせてもらっています。
日本人同士のコミュニケーションももちろん楽しいけれど
異文化コミュニケーションはさらに楽しい!ブログ👉『ワタシ、ニホンゴ、ジョウズデス!』
そして最新の『ヨガジェネレーション』ゆるベジレシピのご紹介はこちらから。
色々な学びを続けていると
もちろんモチベーションがアップしている状態で
『何て楽しいんだろう!私、どんどんレベルアップしてる〜!』
という時もあります。
でも真逆のときもあります。
大好きで大好きで選択した道なのに
一生懸命やっていても
全く手応えがない時。
私自身、たくさんあります。
そんな時の方が全体で見たら多いのかもしれません。
でも。
それを乗り越えた時の
嬉しさ
幸せ
なによりその課程を支えてくれた家族や仲間の愛に気づいた時に、とてつもない感謝が生まれて、生きている幸せを感じる。
『私、なんでこんなことしているんだろう』
『なんで私はこんな辛い毎日なんだろう』
ここまで深いレベルではなくても
『なーんでこんなことしてんだろーなー』
という感覚でも
その根底に、
その根幹に、
その目的地に、
自分の求めているの、好奇心があるとすれば
それは大切なプロセス。
『こうしたい』の心身から湧き出ずるエネルギーに素直にしたがっていれば
おおよそのことは
なるべく状況になって、うまくいく。
すべては必要とされいるのだから。
自分が求める限り。
その好奇心に従って
生きてみませんか。
misako