2週間前から勤め始めた北インドカレー屋さん。

 

超人気店につきハッピーバイブス満載の激混みランチライム。

に、働き始めて10日目の本日。

 

ネパール語・英語・日本語が飛び交い、

そもそもなんの言語が使われているのかさえも分からないくらいのパニック時間、ありがたいお昼ごはんタイム。目まぐるしくお店の中の人の流れが循環していきます。

 

お客様を笑顔でお迎えし、

感謝のおしぼりとお水をお出しし、

オーダーをお聞きし、

オーダーを正確にシェフたちに伝え、

彼らに作ってもらい、

そのお料理を提供する。

 

最後にお代を頂き、召し上がっていただいた感謝を述べる。

 

いわゆる『サービス業』からしたら、一般的に当たり前のことなのかもしれないのですが

 

サービス業が大好きな、マニアックにサービス業を極める私からすると

 

こうした仕事に就いて

 

あらためて

 

なんて正確性と応用力が求められる職人技、職人仕事なんだ!!!

一人一人のお客様との時間がアートだ!!!

 

感じます。

 

 

私の中の感覚ですが

 

お越し下さった方が

いかに心地良く過ごしてくださるか

 

そこに焦点をあてて動く。

 

心地良く過ごして頂くために、自分の感覚をフル回転させて彼らの食事時間を創り出していく、いわば『おもてなし劇場』。

 

おしぼりとお冷やを最適なタイミングでお出しし、

最適なタイミングでオーダーを取り

(もちろん、混み合っている時間帯はなかなかそういった対応が出来ず申し訳ない限りなのですが)

 

職人のシェフがそのオーダー通りに作ってくれたお料理を

一番美味しい状態でお客様にサーブし

 

美味しく召し上がっていただいて

 

最終的に

その報酬として

お客様からお代を頂く。

 

 

シンプルながら、とっても大切で奥深い一連の流れ。

 

ただマニュアル通りに(もちろんマニュアルも大切ですよ!)、

丁寧にゆっくりと対応すれば良いという単純なことではなく

 

ちょっぴり大雑把でも、一つ一つの対応と仕草にしっかりと心をこめる。

 

少しぐらい間違っても

心で丁寧な対応(何をお客様が求めているのか、それを読み取る)を差し上げれば

トラブルにはなりません。

(このテーマに関しては後日のブログでゆっくり語ります♡)

 

私の中で、

最幸に幸せな生き方です。

 

そんな時間の中。

 

私は初めてお会いしたのですが

こちらのお店へは常連のお客様から

 

『あなたはとっても美しい日本語を話されますね!』

とお声かけ頂いたので、、、

 

 

『धन्यवाद!(ダンニャバード👉ありがとう、の意のネパール語)

ありがとうございます!

でも、私、、、生まれも育ちも静岡なのです!!!

この2月からご縁があってこちらのお店で働き始めました、よろしくお願いします!』

 

とお伝えしました。笑

 

お客様、のけぞって爆笑し

『えーーーーーーその見た目でそれなの?

がはは、そりゃ反則じゃーーーっん!てか、失礼いたしました!

これから楽しみが増えたよ、よろしくね!』

と。笑

 

これは静岡人な日本人ですけど、何か??笑

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頭ボサボサでも

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お客様に不快な思いをさせない程度に、気にしません。

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お店のスタッフからも

『それ、似合うね!』と。笑

 

美味しい・美味しく無いは

飲食店にとって基本かもしれないけれど

 

私にとって

関係性を培う基本は

『相手を大切に思える』こと。

 

その状況のなかで

お互いに心地良いコミュニケーションと関係を作っていけたら

 

もっともっと人生に心地良い場所と瞬間が生まれる。

 

心地良い場所は

多ければ多い方が良い。

 

リラックスできる場所は

多ければ多い方が良い。

 

 

今日は

SNSを通して私を知ってくださった方のご来店が数名あり

本当にありがたく、ワクワクで接客させて頂きました。

ありがとうございました!!!!

 

私が勤めているお店のお料理たちは本当に、美味しいです!

 

時々、余った材料で

自分たちのつまみ食い的なお惣菜を作っては

 

『ミサコ、Try it!』

 

と手のひらにのせてくれる、その美味しいこと!

 

先日は煮干しをスリコギでゴリゴリ砕いて、

ニンニクみじん切り、ショウガみじん切り、パクチーと

 

あとお店の作り置きの何かの料理のベースソースと

スパイス各種をザザっと手で揉み込み混ぜ合わせて

キャベツやらブロッコリーやらの端切れをさらに混ぜ合わせてくれたものが美味しかった!!!

 

そのスパイスが知りたかったので

『そのソースには何?

スパイスは何を入れたの?』

と聞いたけど(英語)

 

一瞬表情が固まってから(この顔をするときは、自分たちのネパール語を英語もしくは日本語にするのが面倒くさいぜ、と思っているとき。笑)

 

『うーーーん、色々スパイス、色々野菜ね!』(笑顔の日本語)

 

おいっ!!!

そのまんまじゃないか!!!笑

 

 

そんな美味しい料理を提供してくれるお店ですが、

 

 

でも、

 

味がどう

 

とか

それだけじゃない。

 

『あそこの料理を食べると元気になれるんだよね』

『あそこのお店に行くとパワーをもらえるんだよね』

『特にお腹空いて無いんだけど、あそこに行きたいんだよね』

 

そんな風に思ってもらえるようなお店になれれば・・・後から入ってきたくせにおこがましいですが、心からそう思っていますし、これからも楽しく働いていきたいです!

私自身がそう思える、とっても個性的でおもろい先輩スタッフがいるお店です。

 

毎日『本日のカレー』という、その日に仕入れたお野菜と鶏肉を組み合わせた極上のカレーをご用意しておりまして、お店オープン前にその内容を確認するのが日課なのですが

 

その『その日に仕入れた野菜』が聞き取れないことが多くて!笑

 

『misakoさーん、今日のカレーは◯△※?な☆◯%ね!』

『え???もう一回!』

『misakoさーん、今日のカレーは◯△※?な☆◯%ね!』

 

・・・?

 

うーんと仕込みの野菜たちを見たら山盛りのカリフラワー、

だから、

メッセージの後半『☆◯%』の意味はカリフラワーと確信。

 

再度、シェフに確認!

『本日のカレーはカリフラワーのカレー、OK??』

『オッケーよ〜』

 

そして一応

『その前に言ってた『◯△※?な』ってなに?』

と聞いてみる。

 

シェフ『misakoさ〜ん、分からない?◯△※だよ〜』

私『???え?全然分からない!もう一回!それ英語?ネパール語???』

シェフ(無表情で固まる。この顔が怖い。笑)『◯△※だよ〜。。。ノット・フリージングな美味しいスペシャル・カリフラワーだよ〜』

 

・・・!!!!!

おっけい!!!ようやっと理解出来ました!

私『Oooohho! It' fresh cauliflowers!!!』

シェフ『イエーーーース!』

 

その単語自体を読み取る能力が無かった私(英語リスニング力が高くない私にとって、ネパール語混じりの英語はさらにハードル高し)が聞き取れなかった◯△※は日本語で言う『フレッシュ』でした!

 

ネパール語を母国語としながら、英語と日本語が拙い彼らと

日本語を母国語としながら、英語とネパール語が拙い私との

 

ハチャメチャなコミュニケーション時間はこれからさらに面白く奥深くなっていくものと思われます。

 

やっぱり私、周りが見えなくなるくらい忙しく働いている方が楽しい!

 

そう思いながら毎日動いています。

 

 

そして、

繰り返しですが。

 

ワタシ、ニホンゴ、ジョウズデス♡

 

最近興味がある分野・・・スパイスやハーブ・・・の奥が深すぎて

まだ学び続けている私自身の中で咀嚼仕切れていなくて

レシピを更新出来ません。

 

私自身が納得出来ていない状態では更新出来ません。

 

だからこそ

今の状況のなかで

 

大好きなスパイス達と向き合える環境の中で学びながら、『これだ!』と思うものを皆さんにお届け出来るまで、しばらく学びと経験を重ねていこうと思っています。

 

『これってどうなのかな??』

というワクワク段階でお伝えするタイミングも可能性として有りとは思うのですが

今はたくさんの知識と経験を

吸収して、吸収して、吸収して、吸収して、吸収して・・・・

 

そんなタイムテーブルにいる時期のようです。

 

新しいレシピはまたタイミングでご紹介していきます♡

 

今は私にとって大切なインプットの時間。

それが満ち満ちたらまた皆さんと共有できたらと思っっています。

 

タイミングを大切に。

丁寧に今を楽しんでいきます。

 

皆さんにとって楽しみたい『今』とは何ですか?

 

misako