おはようございます。
沖縄・那覇のヨガとピラティス・占星術のスタジオYOGA WING tomocoです。
沖縄も秋っぽくなってきましたね😊✨
今日は、心を穏やかにする方法をお伝えしますね。
ヨガのレッスンでは一番初めによく行う
スカアサナ(安楽座)と言ってあぐらをかいた姿勢で座り、
親指と人差し指で円を作り印を結びます。
このポーズは「チンムドラ」と言います。
「ムドラ」には、インドの古語・サンスクリット語で
「印」「仕草」といった意味があります。
手を使うジェスチャーは脳と繋がりが深いと言われています。
実は仏様の手も、この「チンムドラ」なんですよ。
「チン」には、
「最高の意識」「内側に意識を向ける」
という意味があります。
親指には ブラフマン (最高原理)
人差し指には アートマン (自我・真我)
中指には サットヴァ (調和・純質)
くすり指には ラジャス (活動的)
小指には タマス (動きがない)
という意味があります。
実際に自分自身でこの印を結んでもこの意識にはなれますし、
この印を見た人にも同じ効果が得られます。
お寺に行くと不思議と心休まるのは
そのせいなのかもしれませんね。
ちなみに、円が上向きでも下向きでも
意味は同じだそうです。
ヨガは自分の内側に意識を向ける時間。
最高の自分を感じる時間。
ヨガのレッスンの初めにこの印を結ぶのは、
「さぁ、今から自分の内側に意識を向けるよ〜!」
という合図みたいなもの。
毎日が忙しく、目まぐるしく過ぎて行くけれど
ヨガをする時間、
この印を結ぶ時だけは
心静かに
心穏やかにあれますように。
心が疲れた時は
あぐらをかいて座って
静かに目を閉じて見てください。
あなたの心が休まりますように。
今日も素敵な1日をお送りください。