痛みと決めつけ思考 | Yato Yoga Blog
体の痛みが多い、なかなか治らない人は、なぜか考え方の癖で決めつけや思い込みが強い人が多いような気がする。


僕個人的な感想です。


仕事、家事、運動などで体に負担がかかる体勢が続くことにより起こる痛みもありますが、ここでは考え方の癖から痛みを考えていきます。


仕事、家事、運動など負担がかかる姿勢が続けば体に歪みが生じ、痛みとして現れる可能性は大きいです。筋肉量や柔軟性などの個人差はあると思いますが、同じような作業をしていても痛みの現れ方は人それぞれ。


筋肉や柔軟性があるからといって痛みがないかといったら、そんなこともありません。
ヨーガを続けている方の中でも前屈や後屈などが柔らかくて、そこそこ筋量があっても痛みを抱えている方も普通にいます。
一見柔らかそうに見えても、意外なところが硬かったり、バランスが悪かったりと痛みの原因はそれぞれ。


しかし痛みを起こす原因でやっかいなのが頭の硬さ!頭突きが強いとかではなく考え方が変に頑固だったり、固いのは本当にやっかい。柔らかすぎてもこれは良くないと思うのですが、偏った固さはタチが悪い。


ヨーガや精神を扱う人たちは考え方も柔らかそうな気がしますが、意外と頑固だったり思い込みが強い方が多い。(僕もこのタイプ)


ヨーガで心も体もほぐしているつもりが、生活にこだわりが出すぎて普通の人の方がよっぽど考え方も緩かったりなーんてこともよくあること。


食事、病気などもこだわりが強くなりすぎると、普通の人からすると超めんどくさい。食事もあれ使ってるとか、これが入ってるとか、たしかに体に害を及ぼすかもしれないけれど、美味しいものを作りたいって純粋に思って作ってくれた人がたまたま使っていてこれは体に悪いとか言われたら、あーーーーーーショック!!


自分の体のことが最優先になってしまうと、本当に大事なものが見えなくなってしまう気がする。


ヨーガのゴールは健康ではないですが、健康も依存レベルになってしまうと危ない。ギャンブルにハマるか、お酒にハマるか、健康にハマるか、なんでもハマりすぎるってもの病気ですね。ハマる対象は違えど、たしなむ程度だったらストレス解消になりますが、度を過ぎると。。。


思い込みが強く、自分の中で決めつけてしまいすぎな思考は痛みに対しても柔軟性がなく、健康への依存が痛みに執着が強くなり、治りが遅くなったり、新たな痛みを生みやすかったり、発見しやすいような気がする。


痛みの原因も自分で決めつけていて他者の意見は受け入れていなかったりね。自分のカラダは自分が一番わかると思いきや、意外とそうでもないんですよね。


痛みがあるときに、こんなにメンテナンスしているのに何故?といつも痛みの消し方を考えるのと、痛いけど動けるからいいや、とあまり気にしない考えでは後者の方が知らないうちに治っている方が多いようです。


こだわりを持つことはとても大事だと思いますが、カラダやココロを快適にするヨーガ等が、精神的にも思考も狭い世界への追求になってしまいカラダとココロの柔軟性を逆に失うようなことにならないよう気をつけようと思います。