もっと早く見たかったけど、確実に「嫌な気分になる」ことがわかっていたから躊躇っていたのが正直なとこ。。
ビクラムの訴訟裁判のニュースの前が私の師であるJFのアヌサラスキャンダルがヨガ界を驚かせたので
その当時は驚きもせず、受け取っていたけど実際起こったことを見て、すごく傷ついた。
私はちょうどビクラムヨガがアメリカで爆発的な人気を持ち始めた数年後にヨガを始めています。
絶頂期にビクラムヨガが人気があった時にアメリカ発祥のアヌサラを学び始めているので雑誌にもかなり取り上げられていて、その数年後に日本にもビクラムヨガはワウディというスポーツクラブが取り入れた。。
日本ではあまり流行らなかったけど養成講座で行った札幌では顧客が多かったことを覚えてます。
ヨガを始めた頃はよくヨガ雑誌も読んでて
その情報も真実として受け取っていたし、その情報も含めて私のハタヨガ知識は増えて行きました。
私はあのビクラム・チョードリーの言葉を信じていた。
ビクラムの生まれ育った地で彼が練習していたものをアメリカに持って来たんだと。。。
ヨガ大会があるということも。そんなんあるんだって驚いたのを忘れない。多分ヨギーの頃、そんなんあるなんて変よねってクラスで気持ちを話したことがある。
綺麗な2人の女性のアーサナがピックアップされてて優勝と準優勝って書かれててどちらの女性もスタイル・ビクラムヨガって書いてたのね。
すごく複雑な気持ちでその2人を見ていた
渡米するようになってからもビクラムヨガのスタジオは多人数の受講生で凄いんだなーと思ってた。
とても言動が強いビクラム・チョードリーに教祖的なイメージもあった
このドキュメンタリー映画を観て、
私が伝えたことが嘘だったと知って酷く悲しかったし、少なからずよく似たようなことは日本でも起こっていると思ったし、だからダメとかじゃなくて
だから私はどうしていくべきかを考えなければいけないと思いました。
誰しも教えてくれた人や環境があって、
それをまた誰かに伝えていくわけだけど
どのように伝えていくのかで
善人にも悪人にもなれて
先人よりも成功者になれることもあって
それは犯罪でも悪いことでもなくて
起こりうること
ただ、それに対してどのような対応を取っていくのかでその人の人間性が見えてくる
ヨガ指導者としては成功するかもしれないけど
人としては信頼をされなくなる
付いたタイトルが輝かしければ
それでOKな人もいる
そんな輝いた自分に集まってくる人々がいれば
それでOKな人がいる
どんどんとそれが本来の自分だと思い込んでいってしまう
付けた仮面が素晴らしければ
その内側の面がどんな顔しているかなんてどうでもいい
それこそヨガを利用した人生ゲームを楽しんでいるだけ
ビクラムに学んだ人たちのインタビューを受けた1人の男性がとても素直にコメントしていて涙が出そうになった
ビクラムの事実が世にでてしまったら
それまで一生懸命ヨガをし全てをかけたその全てが
何も無くなってしまうから
事実が表に出ないでほしいと思ったって
悪いことをしたってわかってるけど
だけどそんな気持ちがあったことも事実だって
素直な気持ちに心が痛んだ
会ったことないけど
私だってヨガを行う1人として全く影響受けてないわけじゃない
悔しい
悔しいけど起こりうること
それはとても簡単に起こってしまうこと
だから私はこの先どうしていくのか・・・
このまま
ただひたすらに
私のヨガを歩いていくだけ
それしかできない