ママ活 〜思春期の子供を持つママへ〜 | Tomokoの”White note"

Tomokoの”White note"

女性の為のヨガの第一人者✨
シングル歴17年〜再婚〜高齢出産、17歳差姉弟のママ✨
女性の健康に関わるお仕事をして30年。
産前産後運動やケア、ホルモンバランス療法セラピストなど全ての女性を健康にするお手伝いをしています

8月3日 私はきっとこの日を忘れません。

今朝、私の愛しい天使は口を開けてスヤスヤ眠ってました。
彼女は目を覚ましたら、元気に笑うだろうな。
でも、こんな日が来ていることにまだ少しだけ戸惑いがあるのは母親の私。

もう大丈夫って思う。

ただどうしても忘れられない。
忘れちゃいけないんだと思う。

中学2年生の1学期、娘は学校へ行けなくなりました。
人と人が思いやりや愛を見失って、ドロドロした形の見えない魔物に支配される状況に耐えれなくなったからです。

目が回るように魔物は彼女の周辺で暴れ回って、最後矛先は彼女へ向かった。

立ち向かおうって何度もしてたし、
私も支え続けてた。

でも、心ない大人の一言で彼女の勇気は微塵にも崩されてしまった。

苦しい彼女は担任の先生に言いました。
「お友達関係がとても良くないからしんどいんです」って。

返事は「精神科へ行ったら?」

辛い状況、葛藤する心を病気だと言い放たれた彼女は、小さな社会に孤独と失望でいっぱいになった。

私は彼女に言いました。
「学校へ行けないのではなく、行かないと決めよう」

自分で選択して決めたことにすることで次へと思考が動くと思ったからです。
誰かが環境がと外界に仕向けられたように感じていたら、そこに囚われ前に進みにくいからです。

夏休みになっても傷ついた小さなハートは闘い続けていました。

ほんの少しの癒しは関ジャニと顔も知らないお友達達だった。

同じように心に闇を持つお友達。

彼女はその中で彷徨い続けましたが、
去年の8月3日、闇と真っ向対決しました。

私はあの日も今日と同じようにトレーニングだった。
終わる直前に鳴った電話からは耳を疑う言葉だった。
救急車で運ばれた娘。
病院についても何時間も会わせてもらえませんでした。

やっと会えた娘の顔は表情もなくて。。。私は泣くことしかできませんでした。
娘を前に泣くのは初めてだったな。

OD 薬を多量摂取すること。
これはリストカットなどと同じ自傷行為です。

4日間の入院後から私と娘は闇と向き合っては、待つの繰り返しを半年続けました。

それまでの間に出会った人々に本当に助けられました。
まるで神様が準備したように。。。

私たち親子は手をつないで、娘の目線・娘の歩幅で歩んでいきました。

指導され、思春期の精神科へも半年通いました。
多くのことを語り合い、理解しあって、2人で話し合って病院へ行くこと辞めた日から
彼女は著しく変わり始めました。

彼女は自分の中の闇を味わい尽くしたんです。
味わい尽くしたから、もういらないと手放しました。

今、彼女は素敵なお友達に囲まれて、愛を持った大人たちに見守られ、高校受験に向かって、最高の笑顔で進んでいます。

全てに「ありがとう」と叫びたい。
出会った人も起こった出来事も全部全部。

母親として、ここで感じたのは「闇」を持っていることを知っているのと知らないのでは大きな違いがあって、
知らない子は魔物を飼う人たちになってしまうということ。

我が子が魔物を育てていることに気付くには、親が重要になるということ。
親が自分がどんな子育てでの癖を持っているか気づき、改善すること。
癖というのは、自分の持つトラウマやカルマ、顕在意識と潜在意識です
親の言動、行動、家族のあり方。

だから、魔物育てているのは親子関係です。

我が子が可愛い時やいいところなどは自分のことのように話したり、思ったりするのに、自分の思うようにいかなかったり、悪いことをすると子供自身のことだと切り離す大人を多く見る。

その理不尽さに小さなハートは耐えれなくなるのだろう。

娘を通して、多くのことを学ばせてもらいました。
私自身の大切なコトを娘が教えてくれた気がします。

これがキッカケで、私の中にあった溢れるエネルギーが見せた景色は素晴らしいもので
出会いもあり、使命を確信する出来事も。。。

そして、娘はそれがキッカケでぼんやりしていた自己の記憶を鮮明に思い出すようになり
魂が輝き始めたなと目を見開くほどの存在になりつつあります。

これからも、きっといろんな出来事に出会い、あらゆる感情に揺さぶられるだろうな。

でもね、きっとまた手をつないで向かっていけることもわかってる。

今夜、娘が笑顔で私を見る。
そっと抱きしめてくれる。
私もムギューって抱きしめる。

最高の夜です。。。









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