こんにちは、ヨガメディテーションアカデミー札幌のリエです。
今日は【呼吸】についてのお話。
現代はストレス社会と言われるほど日々ストレスにさらされています。
自覚は無いけどストレスが溜まってしまい
落ち込んだり嫌なところばかりが目に入ったり
イライラして厳しくあたってしまったり
人に優しくできない時なんかもありますよね。
特に女性はホルモンバランスによってもそんな状態になったりすることも・・・。
そんな時は【呼吸】は浅くなり自分の心もトゲトゲしく不安定になってしまい
自分をいじめているような状態。
心がチクチクと痛いので、その痛みを外側へ吐き出してはみるものの
うまくはいかず結局、自己嫌悪で自分を責めるなどという悪循環が繰り返されてしまいます。
その悪循環に陥りやすい状態を改善するには【自分自身にゆとりがあり、優しく温かい気持ち】でいられることが大切。
気持ちにゆとりがある時は誰も人に当たったり嫌みを言ったりはしませんよね。
そして余計な事も考えたりしない。
誰だって、本当はいつもそういう自分でいたいんです。
自分に優しくなるためには、【胸をしっかりと開き深い呼吸をする】事が重要です。
常日頃デスクワークやスマホ使いで前のめりになって、
縮こまりがちな肩を本来の位置に戻し、ゆっくりと【呼吸】をしましょう。
意識的にしばらく呼吸を続けていくと【呼吸】がゆったりしてきて
心地よさを感じ、たくさんの「酸素」というエネルギーが蓄えられます。
水分や食べ物だけではなく、生きていふくために必要不可欠な「酸素」。
何をするにも全ての指令を出してくれる私達の大切な『脳』も酸素が全身を巡る事でその働きを保っています。
要するに心にとって重要なエネルギー源が、【呼吸=酸素】なのです。
<自分に人に優しくなるための呼吸法のご紹介>
1:座布団を半分折りにするか、その程度の長さ、厚みのクッション
(もしくはボルスター)を用意する。なるべく平らに。
2:床に座り、お尻に座布団を当ててから、座布団の上に寝そべる。
腰の悪い人はしばらく寝そべっていても大丈夫な位置に座布団を調整。
首が苦しい場合はバスタオルを三つ折りぐらいにして頭の下へ置く。
3:肩がちょうど座布団から落ちるぐらいの位置なはずなので、
そのまま腕を床に下ろし、手のひらを上にして大の字になる。
4:3の姿勢をキープして、軽く目を閉じ呼吸をする。
呼吸を続けているとだんだん肩まわりの筋肉がほぐれ、
胸が開いて呼吸しやすくなる。
呼吸がゆったりしてくるので、気持ちいいだけ続けましょう。
気持ちいいだけ続けましょう。
これを毎日寝る前に行っていると、だんだんと【ゆったりとした深い本物の呼吸】ができるようになります。
ヨガでいうシャバーサナのような状態。
そうすると、イライラすることが減り、ストレスを溜め込まない力がついてきます。
ストレスからくるイライラは自分自身の心もむしばむ毒のようなもの。
心と体は繋がっていますから、もちろん身体の不調へと繋がってします。
イライラがなくなれば心に余裕ができるので
今までは気になって仕方がなかった人やものごとを
様々な側面から客観的に見ることができるようになり
そんなこともあるよね。
という風にさらりと受け入れられるようになってきますよ。
こういった【呼吸】を日々意識することで驚くほど心と身体が変わっていきます。
だからこそ【呼吸】を重視しているヨガが大流行し、セルフケアの大切なツールとして更なる飛躍をとげているのです。