実家がリフォームされました。
水周りだけ。
便利になって綺麗になって
喜んでるかなぁと思ったけど、
母は、嬉しい反面
自分の無意識のところで
勝手にいろんなことが出来てしまうから
何かあった時不安だって言ってました。
今までなら
工夫で使い続けられた
お風呂を沸かす機械も
自動で温度調節もされて
給水出来るように。
私は昔、不便だなぁ大変だなぁって思ってたのが
病気療養中、面白い家だなぁと思うように
なって来たりしてたんだけど。
何にも考えなくても生活出来てしまう便利さだけど、壊れた時には業者を呼ばなければ何ともならない設備。
ずっとお金がかかるね、って。
自然の中で生かされていれば
もしかしたら、鬱のような精神的な疾患は
減ってゆくかもしれないと
回復過程で思ったんだけど。
生活してるだけで生きてる実感がある
不便なようで豊かな生活。
便利を知った私が戻ることは
可能なんだろうか。
今みたいな核家族では厳しいなぁ、と正直思う。
石油ストーブの購入を検討したけど、
灯油を買いに行くのも、寒い中灯油を入れたりするのも面倒だと言う旦那様に、返す言葉は無かった。
ふとそんな事を思いました。
薪ストーブ、暖炉、ピザ釜、バーベキューコンロ、、、夏にはキャンプに行きたくなり
疲れた時には自然と触れ合いたくなる。
過剰につくられるエネルギーも、もったいないなぁ、とも思ったりする。
どこまで発展して忙しくなって充実すれば満たされるのか。
実家の両親は、人として大切な事を教えてくれていたのかもしれない。