第25作記念公演「南の海から北の荒野へ 」 ~500人のミュージカル~
今年も熱い夏が無事に感動と共に終わりました。
本番15分前、同じ楽屋のキッズで円陣を組んでいざ出陣。
毎年新しいエネルギーが光る市民ミュージカル。
今年は脚本のメッセージのように、スタッフ出演者サポーターが、それぞれの命の輝きを放った素敵なステージでした。
キッズも六年生を筆頭にみんながそれぞれに頑張り輝いた舞台でした。
そして、親の私も毎回成長させてもらえ、出来る出来ないの判断基準ではない、仲間で一つの目標に向かってやり遂げる大切さ、その子その子が持てる力を発揮してやりきる事、そのために必要な声かけをいつも以上に学びました。
「君の力で」の振り付けをしてくれた袴田あっこ先生は、前日のレッスンで子供達が自分の力で舞台を良くしようとする気持ちを育ててくれました。
すごく熱い素敵なレッスンは、その後の子供達の気持ちを180度変えるものでした。
そしてミュージカルに出れる事、それを楽しむ気持ちを思い出させてくれました。
楽屋での姿。
作、演出の公子先生の指導方法が今年は大きく変わり、最後まで子供達の力を信じて大きく見守って下さったように思います。
「この指に止まれの会」に新しい風が吹いた気がしました。
「ダンスが、ミュージカルが、大好きな子供たちの為に、伝統も大切だけど、必要な変化はして行って、それができる場所を残してあげたいよね」って、ママ友の言葉が心に染みました。思い出すたびに泣けてくる。ジーン。
最後の決めポーズ、
娘は鶴から君の力でに変身中。
いろんな想いを超えて、お互いの子供達の輝きを認め受け入れてサポートし合いました。
ママーズも得意を生かし協力しあってゲネプロや当日は子供達を出演者に仕上げていきました。
誰が欠けても出来上がらない舞台になったと思います。
私もおかげで子供達を見る目線みたいなものが変わりました。そうなりたかったのに、もがいていた部分の、道筋が見えてきたような気がしました。
本当に、この場に居させてもらえることに感謝でいっぱいでした。
今年は初めて娘は振り付けの田中加奈子先生と鶴の恩返しの場面を共演させていただきました。歌唱指導の長田先生に歌っていただける、毎年誰もが憧れる場面。加奈子先生との共演。
鶴吉、小鶴、親鶴役。
鶴の渡りの道を辿りたい、主人公の和子の想いを受けて親鶴と旅に出る子鶴を、しおりの中ですごく深く考えて踊っていました。
「最初は飛び方も下手くそだけど、親鶴と飛ぶうちにだんだん上手になっていったほうがいいと思って」
大切な場面を任された娘は、自ら考えてこの場面の小鶴になりきっていたと思いました。親バカですみません。
親の私が出来ることが少ないと言う事が、娘の伸び率を縮めずに居ると思う。歌の指導の長田先生に言っていただき、私は私で、これで良かったんだなぁって思えました。
北の荒野、フィナーレの出番は、自分が一列目の挨拶までは何とかやり切ったけれど、その後の出演者の入場に、キッズの入場に、この3ヶ月の事が思い出されて歌うと泣けてしまい、キャストとしてはダメダメですが歌声が出せませんでした。
その後の花火も見る事なく眠りについてしまい、今朝は心地よい疲労感と放心状態。
本当にいい舞台でした。
最後になりましたが、ママーズの皆さん、キャストだからと会場準備は無しで舞台練習に集中させて下さり本当にありがとうございました。
今日1日ゆっくりしたら明日は日進でアクロヨガです。
日常に戻って行かないとね。
また来年の熱い夏に向けて、冬眠に入ります(≧∇≦)
ありがとうございました。