宝山寺・地蔵盆♪

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宝山寺の地蔵盆

数年ぶりに行きました
 
母の実家の敷地内にあったお地蔵さまを
移転させてもらって、20年が経ちます
 
大阪市内の母の実家
毎年、地蔵盆の日は
従兄弟たちが大勢集まり
ゲームに熱中したり
祖母のダイナミックな手料理
記憶に残るのは、ばら寿司やおはぎ♪
たらふく食べたり
自分の名前の入った提灯を探しながら
祖父と提灯を吊るしたり
浴衣を着て町内の夜店にくり出したり
蚊帳の中でワクワクしながら寝たり
夏休みの一大行事なのでした♪
 
その実家を母の兄弟が手放すことになった時の
母の落ち込んだ様子は、今も覚えている・・・
 
生駒聖天さんと呼ばれる宝山寺
真言律宗大本山の寺院です
まずは本堂の背後に切り立つ岩壁にある般若窟の
弥勒菩薩像に迎えられます♪
 
 
境内をもう少し上ると眺望が広がる
 
 
奥の院へと続く石段
両側にお地蔵さまがずらりと400体以上並ぶ
ひとつひとつお顔立ちの違うお地蔵さま
自分の好みのお顔に出会えます♪
 
夕方4時から法要が始まる
何やら密教的な響きの興味深いお経でした
もう少し知りたい・・・
 
 
終了後は管長さんのお話
宝山寺はもともと山岳修行の道場であったと伝えられていること
弘法大師空海も修行に訪れていたという伝説も残っていること
実質的な始まりは、江戸時代、湛海律師という僧侶が
不動明王(律師作)と歓喜天を祀り寺院を建てたこと
律師の逸話のもろもろ・・・
ずいぶん前から来ているのに初めて知ることばかり、、
 
 
その後、再びお経を唱えながら奥の院へと上がるお坊さま
後尾に付き、参列者も一緒に奥の院へ
石段の途中にある、大師堂、子安地蔵をお参りしながら上がる
山中にお経が響きます♪
 
 
 
石段を上りきり
奥の院本堂に着く
お経はまだつづきます
参列者はお坊さま方に思いを託すように後ろから見守る・・・
 
 
木々に囲まれた山のなかの信仰の場
久しぶりに訪れて、たくさんの発見がありました♪