春は出会いと別れの季節なんてよく聞きます。



できれば出会いだけを増やして、

別れを少なくしていきたいものですが、

僕が決められることではないですからね。




この度、事務所の仲の良かったマネージャーが退職する事になりました。



存在を知ったのは高校1年生の時。


同学年にめちゃくちゃ背の高い男がいるという事で存在だけ知っていました。


全く話した事はなかったんですけどね。


それからいきなり時は12年ほど流れてしまうのですが、

僕が28歳くらいの時ですかね。



僕が駒沢大学駅で暮らしていた当時、

近所の友達といつものお店で飲んでいました。


その日、

僕らを含めてお客さんは2組。



僕らの隣にお客さんがいる事は感じていましたが、

木製の仕切りがあってどんな人かは確認できませんでした。



店内には大きいテレビが置いてあって、

そこにはその日試合が行われていた、

なでしこジャパンの試合が流れていました。



飲みながらその試合を観ていると、

なでしこジャパンが得点を決めました。



うぉぉ!



歓声を上げる僕ら。



すると隣にいた男性3人組が


「点決めました?!」


と立ち上がって話しかけてきました。



「決めましたよ!」



僕も立ち上がり返答すると向こうから意外な返答がきました。



「あれ?砂川じゃん!」



隣にはまさかの高校の同級生と大学の同級生の2人が上司と飲んでいたんですね。


駒沢大学駅から徒歩10分くらい歩かなければいけないような場所での驚きの再会。


それから少しして、

上司と店を出て行った2人でしたが、

少しして2人は戻ってきました。



「せっかくこんなとこで会ったんだから一緒に飲もう」



僕の友達も含めて4人で飲みました。


そこで2人はワタナベエンターテインメントでマネージャーをやっているという話も聞きました。



そんな僕としては運命を感じざるを得ない出来事があり、

1、2年後、夜ふかしの会はワタナベエンターテインメントに所属する事になりました。


所属してすぐにというわけにはいかなかったですが、

それからしばらくして、

遂に高校の同級生が僕らのマネージャーになりました。



結構すごい確率じゃないですか。



高校1年の時から知っていた彼が、

僕らのマネージャーになるって。



マネージャーは定期的に変わってしまうので、

2年くらいの期間でしたけど、

僕らの活動に非常に真剣に取り合ってくれました。



僕らの担当が外れてからも色々と気にかけてくれ

マネージャーであり友達という非常にやりやすい関係でした。



そんな彼がこの春、事務所を退所。



そうかー。


そうなってしまうかー。



かなり寂しくはありますが、

人生色々ありますもんね。


マネージャーではなくなってしまいますが、

これからも友達として長い付き合いができますように。


そして新しい場所で楽しく過ごせる事を願っています。