今回は僕が中学2年生の頃に流行っていた遊びを紹介したいと思います。


基本的には放課後は野球部の練習があったのですが、
週に1回くらいは休みがありました。

そして部活が休みになると、
大体同じクラスの決まった友人2人と遊んでいました。


中学生ともなると、
鬼ごっことかかくれんぼで遊ぶわけでもなく。

大抵、ジュースとかお菓子とかを買って、
公園とかで食べながら話すみたいな事が多かったのですが、
それにも飽きてきて。


その時、一時的に流行った遊びがありました。


当時、何て呼んでたかな。

円盤投げとか、
そんな呼び名だったかもしれません。


内容としては、
学校が終わったらまずオートバックスに行きます。

近所にあった国道沿いのオートバックスは車用品だけではなく色々取り扱っている店で、
その中にCDもありました。


CDは新品はもちろん、
中古のCDも取り扱っていて、
10円なんかで売ってるCDも大量にありました。


その10円CDの中から、
これかなと思うCDを選んで買うんですね。

ジャケ買いです。

これはもしかしたら好きかもしれないというCDから、
ちょっとふざけたネタ的なCDまで。

1人、2、3枚買います。


それらを持って、
いつもの公園に向かうんです。


それからはもう円盤投げというネーミングから容易に想像できるように、
そのCDを僕らが競技台と呼んでいるアスレチックの上から飛ばします。


そしてその距離が1番短かった人間が、
2人にジュースをおごるという遊び。

でもただ投げるだけではなく、
投げる前にちゃんと3人で1度、
曲を聴いてから投げていました。

そこで自分が好きな感じの曲があれば、
それは投げずに引き取るんですね。


この曲は投げる or 投げない?


判断の時間があります。

そこで投げると判断をされたCDは、
その場で競技用の円盤と姿を変えます。


その円盤を片手に競技台に立ち、
そこから各々飛ばし、

これ、飛ばないなー!
これ、すげえ飛ぶ!

などと一喜一憂していました。


ある意味、モンスターファームの世界。


円盤投げで使用したCDはほとんど覚えていませんが、
1番飛んだという事で唯一覚えているCDがこれ。






サラリーマンが最高って言ってるのに、
お前はサラリーマンじゃなくてCD出してるじゃないか!


と叫びながら飛ばしたこのCDが、
最高記録の飛距離を打ち出しました。


チャーリー浜さんのおかげで、
当時大好きだったライフガードを飲む事ができました。


今思えば、ミュージシャンの方達からしたら、
ずいぶん失礼な遊びだったかと思います。

ミュージシャンの皆様、すみません。