母と昼間に話をしていた


しいたけ占いが当たってたそうな


仕事の依頼を頼まれること、そんなことについて占いに書いていたらしい


その話の中で「今、体調を万全にできる人はいない」って事が書いてあったそうな


私はそこに安心感を覚えた


私はここ数年分の心労などで決して体調が万全ではない


最近は微妙に風邪っぽくて、その割に眠れなくて、少し身体もしんどい


私は東洋医学を学んで「ああ、病気は身体の声なんだな」と感じた


悪いものが入ってきてなるもの


あるいは、身体が壊れてしまうからなるもの


そうは思っていない


何か学ぶこと、経験すること


身体が、心が伝えたいことがあるから


だから病気という分かりやすく気づけることになるのだと


風邪も、コロナも、うつ病も


身体が「気付いて欲しい」事があるからなるのだと


身体は絶対に間違えない


間違えているように見えることも、でも間違ってない


私の経験からはそう思う


…はずだったんだけど、知らず知らずに


「病気であることは良くないこと、早く治さないと」と考えていたようだ


病気が辛いことと、病気であることが辛いことは、微妙に違う


私のうつ病はまさに「うつ病であることが辛い」だった


うつ病は甘えの結果だから


うつ病は私がダメだから


うつ病であると、家族に迷惑がかかる


うつ病の息子を持つ親にしたくなかった


だから早くうつ病を治さないといけない



私は当時そう考えていた


しかし、本音は違った


私はうつ病でいたかった


うつ病を理由に「出来ない」が言えるから


診断書のお墨付きをもらって、やりたくないを言わずに


うつ病だから出来ないんです


そう言えるから


うつ病が治ったら、また無理をしないといけない


やりたくないと思うことを許せない


それを言うことが出来ない


だから、うつ病は治らなかった


転機は、実は逆のことだった


「うつ病治すの諦めよう」だった


その結果、私のうつ病は治っていった


もちろん、そこに行くまでに色んな経験をしたからであって、すぐにこれでうつ病が治るとは思わない


ともあれ、私は病気を悪だと思っていたようだ


だからこそ、「今体調悪くても良いんだよ」という占いの話に、私は心惹かれたんだろう


ただ、占いがいうから良いんだでは、それは大義名分を得ただけ


何故治さないといけないと思ったのか


本当はどう思ってるのか


自分の心と、内側と、陰と


向き合ってお話しないとね


何を思っても良いんだから