ＡＢＣ

『キングオブコント２０１２』


その決勝に出させていただくにあたって、


ボキには気がかりな事があるのだった。




【裸問題】




昨年までの本番の映像だと、


ネタ前の紹介Ｖの時あたりに、


（上半身裸でファイティングポーズをとるファイナリストの皆様）


がボガーン！と現れておるので、


いつかはボキもこの姿を撮る日が来ると思うんだが、


そこで、


ボキの中のボキが警鐘を、


ふんどし一丁で打ち鳴らすのだ。




【パイ毛問題】




ボキのパイオツには、


「鬱蒼とまではいかないが、かといって無視は出来ない量」


のパイ毛が、


ここ１０年ほど定住しており、


その中途半端で諦めの悪いパイ毛を、


一体どうしたらいいものか、


ボキは頭を悩ませているのだった。




ボキの中のボキが言う。


「そんなに気になるなら剃っちまえ！そしてもっとマシな事で悩めバカ！」


だが、その意見に対して、また別のボキが言う。


「原氏のパイ毛は、乳首をゾーンディフェンスしているかのごとく、乳首に密着マークしております！そんな状況でカミソリを当ててごらんなさい！たちまち乳首から血がピシャー！乳首スプラッターでございますよ！」


ボキＡ「うるさい！何が乳首スプラッターだ！乳首が切れたとしても治るし！」


ボキＢ「じゃあ聞きますけんども！切れた乳首が完治する前に写真撮影が入ったらどうなる！」


ボキＡ「…か、かさぶただらけ…！？」


ボキＢ「ご名答」


ボキＡ「くそぅ！剃っても地獄！放置も地獄！がんじがらめだ！」




という訳で、


ボキは頭を悩ませているのだった。


ただでさえ半裸を電波に乗せる事が申し訳なくて仕方ないのに。


どうしたらいいものか。


そんなボキに、ボキＣが吠える。


「つうか久しぶりに書いたブログがパイ毛かよ！」


ごもっともだ。


皆様どうもすいません。


お詫びとして、


『肉球艶やかな飼い猫ナッツくん』


をどうぞ。









（ボガーン！！）








おしまい。