みなさんこんにちは
淀屋橋心理療法センターのスタッフ上江洲です
今回は、お子さんのリストカット(自傷行為)について
お伝えします。
お子さんの部屋に、血の付いたティッシュが落ちていた。
暑い日なのに、長袖の服を着ている。
最近元気がない
など…お心当たりはありませんか?
親御さんがお子さんのリストカットに気付くきっかけとして
このようなことがあります。
リストカットのチェックリスト
これからご紹介するチェックリストは大きく分けて
2種類あります。
①「性格・身体面」
②「行動面」
お子さんがリストカットをしている可能性があるかを
チェックする簡易的なものです。
性格・身体面
□元気がない
□登校する、職場に行くのがしんどそう
□悩んでいる様子だが、親に相談してこない
□親にあまり甘えてこない
□昔から、「しっかり者」、「頼りになる子」
□嫌なことも、「No」と言えない性格
□あまりグチを言わない
行動面
□血の付いたティッシュが部屋から見つかった
□暑い日でも腕を隠す服しか着ない
□手首や腕に赤い線、傷が数本ある
□部屋にカミソリやカッターが見つかった
いかがでしたでしょうか。
チェックの数が多いほど、お子さんがリストカットをしている可能性が高くなります。
リストカットは自殺行為ではなく、自分を傷付けることでどうしようもない
心の創傷を解放するために行っている場合が多いのです。
「知られたくないけど、自分はこのままだと限界だ」という心の声が
その行動に走らせてしまっていることがあるのです。
リストカットする子は頑張り屋さんが多い?
淀屋橋心理療法センターでは毎月数回、カウンセリング説明会を開催しています。
不登校、家庭内暴力、ひきこもり、癇癪、摂食障害などなど。
その中で、リストカットをテーマにしたカウンセリング治療説明会もあります。
その会の中で、精神科医・福田俊一は、リストカットをするお子さんの特徴として、
「頑張り屋さん」が多いと言っています。また本人は頑張っている自覚が全くなく、
「自分はまだまだだ」、「もっと頑張らなくては」とさらに自分を責めてしまっている子も多く見られるとのこと。
その状況でリストカットするまでにご自分を追い込んでしまうようです。
また、家族の中では、のんびりしていて、全然「頑張り屋さん」に見えないんだけど…という場合でも注意は必要です。
外の社会(学校や職場)で、さまざまなプレッシャーの中、知らず知らずのうちに
頑張り過ぎているお子さんも多いからです。
リストカットを治す方法
淀屋橋心理療法センターの
「リストカット カウンセリング治療説明会」
にお越しくださった親御さんの中で
「心療内科やカウンセリングに行ったけど、引き受けられないと言われた…」と
おっしゃる方もいます。
また、インターネットで「リストカット 治療」と検索しても
傷口修正を行っている、美容皮膚科や整形外科のサイトばかり。
お子さんの心の傷はどうやったら癒えて
リストカットをしなくなるのでしょうか。
親御さんたちは、
心療内科に行ったり、カウンセリングを受けたりと行動されている方が多くおられます。
リストカットの解決の糸口を探しているのです。
しかし、一般のカウンセラーや精神科医でも
リストカットを完全に治す、解決するメソッドを持っていないと
克服へと導くのはとても難しいのです。
精神科医であり、淀屋橋心理療法センターの所長である福田俊一は、
「家族療法」という心理療法を用いて、数多くのリストカットでお悩みの方を解決のへと導いています。
【著書のご紹介】
タイトル:克服できるリストカット症候群
著者:(淀屋橋心理療法センター)福田俊一・増井昌美
また、ホームページにはリストカットの治療に特化した記事がたくさんあります。
淀屋橋心理療法センターのカウンセリング治療の成功事例も多くご紹介していますので、良かったらご参考になさってください。
リストカット(自傷行為)チェックリスト子どものSOSに気が付くためには? | 淀屋橋心理療法センター|不登校・摂食障害(過食・拒食)等への家族療法カウンセリング (yodoyabashift.com)
リストカットの意外な治し方 | 淀屋橋心理療法センター|不登校・摂食障害(過食・拒食)等への家族療法カウンセリング (yodoyabashift.com)
お子さんのリストカットを治したいと思われている方は
ぜひ一度、淀屋橋心理療法センターまでお問合せください。
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