昨夜は家の近所で催しものがあって、それを見ながら食事をしていたんですけど、
空を見上げたら、花王のマークのようなきれいな半月でした。美しいなあ、と思って見ていたんですけどね。
でも、どうして僕はこの月を美しいと思うのだろうか?と考えてみたんですね。
こういうのは碁でも考えますよ。どうしてこうなっているのか?と色々その道理を突き詰めて考えます。
アリストテレスは時間とは変化によって依存していると言ったらしいんですね。
そうすると、月が美しいというのもその存在は意識に依存しているんじゃないのか?
と思ったんです。実際、同じ月を見てもその感じ方は人それぞれだし、同じ人が見ても、心のありようによっても感じ方は違うかもしれない。
そうすると、この世のすべての存在は人間だけではないかもしれないけど、
瞬間で変化する膨大な数の意識に依存しているんじゃないのか?と思ったんですね。
そうすると、あらゆることは肯定的に考える方が得だよな、と思ったと。
当たり前すぎることを言うなと言われるかもしれないけど、昨日、なんか大発見をしたような気がして書いたわけです。