今回、いじめに関する内容が出てきます。

ポップに仕上げたつもりですが、

いじめに関する内容が苦手な方は

閲覧にご注意ください。

 

ネットの発達障害のあるあるの記事や自己診断テストのなかで、

いじめにあった経験についてよく目にする。

 

ASD・ADHDは先天性の障害と考えられている。

そのためか、幼少期にいじめにあう確率い高いのだろうか。

 

自分の小学生時代のはなし。

 

自分の中では、

多分いじめられていたのかなぁ?くらいの所感。

客観的に見ると、

200%いじめられていた。

少なくとも令和現在の価値観では完全にいじめ。

 

 

石を投げられたり、田んぼに落とされたり、

登下校の際、背負ったランドセルが飛び蹴りのターゲットになったり、

変なあだ名だったり、変な動きの真似をされたり、

部活の時のお弁当がポンポン宙を舞ったり。

 

このあたりは、今思い出しても「いじめなのか?」と思ってしまう。

悪意なく、楽しそうにみんなしていたから

遊びの一環、コミュニケーションのひとつと思っていた。

 

無視されたり、グループから仲間外れは、

気楽だ!くらいに思っていて、

物心ついたあたりからはずっとノーダメージです。

ただ、授業でのチーム分けで取り残されがちなのは、

ご迷惑をおかけしている感があって、気まずかった。

 

悲しかったと記憶していることも、一応いくつか。

 

縁日で祖父に500円で買ってもらった

ファイナルファンタジーVのクリスタル風のキーホルダー。

これをクラスのボス系の女の子に盗まれた。

(いや、違ったらどうしようと未だにハラハラします。

どこにでも売ってる物でないし、無くなった翌日から彼女が持っていたし、

でも、でも本当にそうかは断定できない!!!

話が進まないので、そうだったことにします。)

 

私の物と勇気を出して打ち明けたが、

「これは死んだおじいちゃんの形見なの」とウソ泣きされ、

クラスの女子に泣かせたー!最低ー!と沢山言われたこと。

それでも、盗んだ子に抱く感情は恨みとは少し違った気がする。

その子が父親に殴られていたのを何度か目撃していたので、

大変なんだろな、と思っていた。

悲しかったのは、自分が嘘つきと周りに思われたこと。

(これを読んでるあなたが信じてくれると、とても救われます。

真実は闇の中ですが!!!)

何よりも、

すごく気に入っていたキーホルダーが無くなったこと。

*脱線*当時、グーニーズに出てくるような原石系の宝石が大好きだった。

指輪、ペンダントになっている宝石は不可。おもちゃのアクセサリから分解して収集していた。

手作りの古地図と一緒に大事にしていたが、歯医者の待合室に忘れてしまったのは未だに後悔している。

中学高校になっても病院の前を通るたび悲しくなるが、歯医者があまりにも怖くて一度も取りにけなかった。

 

 

一番悲しかったこと。

テストは毎回100点だったので、ある成績の悪い子に破られていた。

そこまでは問題なかった。(今思えば大アリだ!!)

その子にとってはいいアイデアだったのだろう、

私の名前を消して、自分の名前に書き替えて持ち帰ろうとした。

 

前々から先生は目をつけていたのか、帰りの会(ホームルーム)で

先生がその子から元私のテストを取り上げて、

頬に思い切りビンタをした。かなり強烈な感じで。(今だとこれも問題大アリ!!)

 

 

 

ちょうどあのクラスの外には足洗い場があったなぁとか、

テスト用紙にはイルカの絵が描いてあったなとか、

教室の配置、空気、間合い、

未だに鮮明に思い出せてしまい、

胸がぎゅっと締め付けられる。

 

 

私のせいで、その子が叩かれ泣いてしまったこと。

私のテストだと先生にバレたらどうしようと気が気でなかったこと。

不正の共犯者として怒られたらどうしよう、

いじめられている認定されたら恥ずかしい、

親に報告されたらどうしよう、

頭がいいと周囲を見下してると先生に怒られたらどうしよう、

見下してないと言いたいが、図星かもしれない、

そんな思いがグルグルと。

 

これからもっといじめられるかもと心配したり、

スカッとしたりするのが、普通の感情なのだろうか。

あまりそういう思いは、記憶にない。

少し的外れな感情だったかもしれないが、

一番のトラウマとして残っている、所謂いじめられた思い出。

 

 

 

いかがでしょうか。かなりポップないじめられ方だったと思います。

現在のような陰湿な目に見えないいじめだったら、

自分の中で残り方がまったく違ったのかもしれません。

 

文章から感じる通り、被害者意識が薄く、

それが自己防衛のため書き替えられたものなのか、

当時から本当にそうなのか、

自分のことでありながら確証はありませんが、

おそらく後者に近いような気がします。

 

そのあたりも含めて、

更に文章に書き綴ることで浮き彫りになってくればいいなと思っています。

タイトルにある、いじめの肯定に関してはすみません、

書ききれなかったので次回以降に。

 

 

読んでくれてありがとうございました。

今日も楽しい一日をば!