日本では、世界的なゴタゴタのドサクサに、何だか色々な事が起こる様ですが、そんな20世紀、21世紀の話よりずっと以前から、もしかしたら、この島国には色々と既定路線と言う事はあったのかも?と思ってしまう様なトコロがあります。


日本人にとっては、自らはそうと知らずやっていた事ですが、半端ない昔からオワコン用として用意されて来たのでは?と思ってしまう様なトコロが多々有るのです。


ユダヤ•キリスト•イスラム教では偶像崇拝を禁止しているが、一方日本では…等の、よく知られた事とは別に、他にも凄いのが色々あるんですよ。


例えば、旧約聖書には、申命記と言う巻があります。


申命記では、神が人間に具体的な律法を色々と命じられているのですが、その中に、およそ主の民たるものは、おでこを剃り上げてはならないと言う箇所があります。


これってダイレクトに、チョンマゲ禁止ですね。これ、他の国々の人々も、チョンマゲ時代にも現代にも、気付いて無い訳ないんですよね。


でも、申命記が書かれたのは、チョンマゲ時代よりもずっと古く、紀元前の事なのです。


同じく申命記には、主は生きている者の主であるから、その民は死者の為に肌に刃を当ててはならないともあります。


これなども、チョンマゲ時代の習慣であった追腹切腹の禁止の様にも受け取れます。


聖書はかなり、日本文化を否定する価値観にあります。


聖書のストーリーの人間の側を見ると、それは、エジプトの階級身分制度から、神により脱出•解放され、苦難により養育された人々の歴史でもあります。


ですから、源流がインドの階級=部族と言う古代社会に端を発する日本の伝統とは、ガチンコで水と油なトコが沢山あるのです。


実は、パレスチナ(ローマが命名したペリシテ人の地と言う意味の地名)は、メソポタミア、ペルシャを挟んで、インドとはそんなにめちゃめちゃ遠い訳ではありません。


で、聖書には、アシェラと言う悪魔が出て来るのですが、これはメソポタミアを発祥地としてオリエントや地中海地方で広く偶像崇拝をされておりました。


これは聖書側から見た場合、平たく言えば、魔王軍No.2の妻、みたいな感じのキャラです。


これって、そう、日本でも受容されたアシュラなんでしょうね。アシュラも女神です。


聖書側から見ると、日本にはまるで魔王軍幹部の像が国宝も含めて沢山有る…みたいな風に見えるかも?知れません。


因みに、このアシェラ像の出土品には、黒い角が生えた物もあります…この頃見かけますよね、日本でもそんなキャラを、コンビニの商品棚とかに。ちゃっかり新しいアシェラ像もある訳です。


とまあ、日本は近現代史のしくじりは別にしても、なんだか世界史的な文脈の中で、やられ役、憎まれ役としてハマり過ぎなトコロが有るのです。


しかもこれは、まだ日本列島で日本民族が形成される前位からのストーリーに於いて、既にそうなんですよね。その後、誰もそうなる様に日本人達に指示した訳でも、また日本人自身が意識してそうなった訳でも無くてです!


何か、凄いと思いませんか?