ドラマから抜け出た瞬間 | あるがまま、湧いたままのブログ

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ノンデュアリティを知ってから、楽に生きるようになっています♪

こんにちは、ちかこです。

 

訪問ありがとうございます。

 

さて、前回の続きです。

 

前回、脳がストーリーを作ってるんだという話をしましたね。

 

 

今日はまず、今ここしかないというお話からしますが、

 

私は今、リビングでブログを書いています。子ども部屋には息子がいる…と思い込んでいますが、

 

実際は私が今見るもの、聴くもの、感じるもの、感知できるものしか存在していません。

 

今ここに在るものしかないのです。

 

リビングのドアの向こうには何もないのです。

 

一旦部屋を出てトイレに行ったとしたら、今度はトイレしかありません。

 

もうリビングもない。トイレのドアの外には何もない。

 

いやいや、トイレの外から子どもの声が聞こえてくるから、子どもはいるよと

 

そう言う方もいるかもしれない。だけど、それはただ、声が在る、聞こえているだけです。

 

トイレから出た時に、トイレの外の世界、例えば廊下が創造され、

 

リビングに移動したら、今度はトイレがもうないんですよ。

 

 

ってことをふまえて…。(前置き長くてすみません)

 

 

私はコールセンターでオペレーターをしています。

 

お客さんに寄り添うような対応をするようにと言われています。

 

で、私はかつてコーチングだの、コミュニケーショントレーニングだのを

 

受講したことがあったので、お客さんと話す時、自分を無にして(思考しないで)

 

ただ聴く。いや、それどころか、電話の向こうにいるお客さんの存在を受け取る…

 

というようなコミュニケーションをしていました。

 

これが、自分も相手も癒し、スムーズにコミュ二ケーションが取れていました。

 

 

ですが、先日、「あれ?今ここしかないんだから、電話の向こうには誰もいないよね。

 

ただ、声がしているだけなんだよねえ」と、ふとそんなことを思い不思議な気分になりました。

 

お客さんはほぼ、おじいちゃん、おばあちゃんなのですが、その日は朝から、

 

自分の身の上話を長々とするお客さんが多くて、

 

いろんな方のいろんな人生を聞きました。

 

でも、それも、みんな幻想、ドラマなんですよね。

 

大いなる意識が、分離していろんな人生を体験している。

 

大いなる暇つぶしなのです。それを感じながら聞いていたのですが、

 

マジ、いっろんな波乱万丈なドラマがあるもんだ。。。と感心していました。

 

 

で、そんな感じで、ストーリーに巻き込まれることもなく、

 

俯瞰して仕事をしていたのですが、ある面倒なお客さんに当たってしまい、

 

人の話一つ一つに揚げ足を取る。質問に答えても、文句を言われる。

 

で、段々と、「この人はどう言ったら納得すんの?」

 

「どう言いくるめよう?」「面倒だな。早く終わんないかな」

 

「ああ、こういう人は厄介なんだよね」と、脳が過去のデータから、

 

この客は厄介だと判断を下し、何とかしないとと改善策を模索しだし、

 

すっかりドラマの中に入り込んでしまったんです。

 

テレビ画面の外からドラマを眺めていたのに、知らない間に画面に顔を突っ込んじゃった。

 

すると、実際体も前のめりになっていたし、視野は狭くなるし、

 

気分は重いし、胸も重苦しいし、嫌な感じもするし、狭苦しい感じもしてきた。

 

 

 

 

ですが、ピピン!といきなり、「顔面突っ込んでるよ」というお達しのようなものが来て、

 

あ、ドラマに入り込んでた!と気づいて、途端に冷静になって、

 

姿勢も前のめりだったのを、椅子の背もたれまで戻し、

 

そして、「これもストーリーだ。入り込む必要ないんだったよ」と

 

すうっと深く呼吸が出来て、胸も広がるような軽さが出て、

 

一気に安心感に包まれたんです。

 

で、この人をどうにかしようというコントロールの思考から解放され、

 

自由な感じになって、ただ、お客さんの話すことだけを淡々と聞くことが出来たんです。

 

何とかしないと、どう言ったらいいんだろう?という思考も消えていき、

 

口から出てくる言葉に任せました。

 

すると、お客さんの言葉数が減り、「まあ、検討してみますよ」と、

 

あっさりと電話を切ってくれました。

 

 

あの時、本当に、顔面突っ込んでいたテレビの画面から、

 

すうっと抜け出した感覚があったんです(笑)

 

一気に楽になったんですよねえ。

 

この写真くらい、一気に楽に(笑)

 

 

 

さて、普通はきっと、脳が勝手にあれこれ思考して、ストーリー作っていて、

 

その中にどっぷりこんと浸かっているので、なかなか抜け出せないと思います。

 

 

まあ、ほとんどの人が、幻想とかストーリーだと知らず、

 

リアルなものとして、捉えていますもんね。

 

 

ですが、この世界は幻想、ドラマなのだとわかっていて、

 

いつも思考をただ観察したり、思考のない今ここにいるようにしたり、

 

俯瞰して観ているようにしていると、ストーリーを脳が展開しても、

 

ふっとストーリーから抜け出し、いまここに戻れるようなんです。

 

 

「無 最高の状態」の中でも、思考から離れる、無になる練習と言うか、

 

訓練と言うか、方法が何個も紹介されています。

 

 

一つの方法としては、思考を止めて、今、していることにだけ集中するとか。

 

私もよくやっています。今ここにいるようにするんです。

 

例えば料理をしている時、洗い物をしている時、無心になってただそれをする。

 

そうすると何が起きてくるかと言うと、とても気持ちがよくなって、

 

深い瞑想をしているようになる。ユーフィーリングの時と同じです。

 

至福だし、癒されるし、さらにエネルギッシュになれるので、

 

無理やり今ここにいるというよりも、気持ちがいいから無心になるって感じです。

 

最近は、意識しないでもいつの間にやら無心になっているのですが、

 

最初の内は意識して、考え出したら思考から離れる。

 

無心になって今していることに集中するってことをするといいと思います。

 

あとは、散歩とかにいって自然に触れる時、ただ風を感じるとか、

 

ただ、空を見る、緑を見る、雲を見る…みたいなことをしてもいいです。

 

その時も何も考えないんです。雲を見ている時には雲になり、

 

鳥を見ている時には鳥になった感覚になります。これもまた、気持ちいいです。

 

 

 

 

「無 最高の状態」で教えている方法の一つには、

 

思考を観察するというのもあります。

 

思考に対してジャッジするのではなく、ただ、思っていることを見ているだけというものです。

 

これもよくやります。特に瞑想する時に、思考が出てもただ思考を見て、

 

その思考が消えていくのを見ているだけ。っていうことをします。

 

その思考に対して、「こんな思考はよくない」とか、そんなジャッジをせず、

 

ただただ、観察するんです。思考から離れることが出来ます。

 

きっとそのうちに、たいしたこと考えていないものなんだな…とか、

 

脳が作り出しているストーリーをバカバカしく感じてくるかもしれません。

 

でも、脳が悪いとか、こんなことを考えてはいけないなんて、

 

そんなジャッジはいりません。

 

ただただ、観察する。そうしていくうちに、思考が湧いたとしても、

 

どうでもよくなっていくのです。

 

思考は単なる脳の反応みたいな感じ。勝手に反応して思考が出てくるけど、

 

出たら出たで放っておけば、消えていくだけって感じ。

 

 

そのうちに、私がドラマの中にズボッと顔を突っ込んでも、そこからスウっと抜け出たように、

 

ドラマに入り込んだとしても、早くに抜け出られるようになってきます。

 

 

そして、以前は思考をしてなんとか問題解決しないと気が済まない。

 

そうしないと安心できないから、必死に考える…みたいな感じだったのが、

 

いかに思考のない世界、今ここが安心で安全で至福で心地いいかに触れていくと、

 

今ここにいることを好むようになります。

 

今ここで無心になることを勝手に選択するっていうのかな。

 

 

 

最初の内はエゴというか、脳というか、無心になることも今ここにいることも嫌がります。

 

何も考えないとか、何もしないなんて、不安なのか怖いのか、それとも退屈なのか

 

その理由はわかりませんが、今ここにいることを拒んだり、

 

何にも考えないでいたら、事態が悪くなると心配したり、

 

何もしないでいることに罪悪感じたり、

 

このままではいけないと焦ったりするかもしれません。

 

退屈で、何もしないことに虚無感が出てくるかもしれません。

 

 

でも、きっとそのうちに、本当の幸せとは、今ここにいることなんだとか、

 

すでに私たちは何もしないでも、完璧で至福の存在だったんだとか実感していくと思います。

 

 

それって多分、何かがシフトしているんですよね。

 

分離した意識から、もともとの大いなる意識へのシフトなのかもしれません。

 

 

ってことで、いやいや、私は今まで通り、ドラマの中でてんやわんやしたり、

 

波乱万丈の人生歩んだり、ジェットコースターみたいな大変な思いをするのが

 

とっても楽しいのよ。と言う方は、どうぞそのままドラマの中にいて下さい。

 

 

でも、ドラマの中から抜け出して、真の安心の中にいたい。

 

もしくは、ドラマだとわかっていながら、映画を見て感情移入して楽しむみたいに、

 

時々はドラマの中に入って楽しみたい。

 

でも基本はドラマを俯瞰して、気楽に生きてみたい。

 

なんていう方はぜひ、思考を観察してみる。今ここにいる。

 

そんなことをトレーニングして、意識をシフトさせてみて下さいねキラキラキラキラ

 

 

ほんと、ドラマの画面に首突っ込んでいた時のストレスと言ったら、けっこうきつかった(笑)

 

昔は毎日そのストレスの中にいたんだよ、私。そりゃ糖尿病にもなるよね。

 

 

ストレスフリーで過ごしたいわ。楽ちんで安心で、軽やかで自由で…。

 

一回そんな体験したら、狭苦しいドラマには戻れないわ~~(笑)

 

 

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 


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