皆さんこんばんは✨


昨日・本日と文教子ども家庭委員会が行なわれました。


議案審査はこちら。


1 第16号議案 新宿区学童クラブ条例の一部を改正する条例
2 第26号議案 新宿区立幼稚園条例の一部を改正する条例
3 第38号議案 新宿区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
4 第5号議案 令和元年度新宿区一般会計補正予算(第9号)中
           歳出第6款 子ども家庭費
           歳出第10款 教育費

5 議員提出議案第1号 新宿区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例

 

報告事項はこちら。

 

1 新型コロナウイルス感染症対応について   
2 「新宿区子ども・子育て支援事業計画(第二期)」の策定及び素案に対するパブリック・コメント等の実施結果について      
3 令和元年度新宿区立学校表彰について       
4 令和元年度新宿区教育委員会幼児・児童・生徒表彰について
5 女神湖高原学園の臨時休館について                  
6 令和2年度新入学学校選択制度中学校補欠登録者の繰上げについて

 

 



議案審査は、令和2年第1回定例会で提出されている議案のうち、文教こども家庭委員会に付託された議案についてです。


議員提出議案第1号は共産党さんから提案されていて、現在15歳までとなっている医療費助成を、高校を卒業するまでにしようというもの。


当初、趣旨には賛同するものの、

  • 財源をどうするのか、基金(区の貯金のようなものです)を取崩して行なうには不安がある

  • 収入要件を設けずに一律に医療費を免除することに対し、貧富の格差を広げてしまう面があるのではないか 


    と懸念しておりましたが、立案者との質疑を通じて、


    国や都に強く支援要請を継続すること、

    都との財政調整協議により、多くの自治体で行なわれるようになると配分に反映される見通しもあること、


    子どもの命や健康を守るための施策に収入要件を設定することはなじまない、

    課税方法の変更について国に対して意見を伝えて行くことで富の再分配について是正を図る姿勢を有する


    ということが伝えわり、そして何よりも、


    高校生にもなると様々な事情を把握するようになり、家計を心配して診療を控える子どもがいるという切ない区民の声を知り、そのようなことはあってはならないと感じました。


    これまでも区は、15歳までの児童に対する医療費助成や、ひとり親世帯など事情がある世帯に対しては18歳まで医療費助成を行っているということで大いに評価いたしますが、

  •  

    新宿区の高校を卒業するまでのすべての子どもが家計に与える影響を心配せずに病院に行くことが出来るという、子育てしやすい街No.1に相応しい環境を整えたいと考え、当該議員提出議案について賛成いたしました。

 


報告事項の中では、

 

1 新型コロナウイルス感染症対応について

ニュース報道等で見聞きしている卒業式問題を含めた数々の現状報告に加え、今週末目標で、新宿区独自に「おうちdeチャレンジ応援サイト」が開設され、自習方法や体操など児童・生徒に必要な情報を発信し始めるという報告がありましたので、ネット環境を有さない世帯への配慮を強く要望しました。

 

また、“学校連絡日”という形で学年やクラスを分散して来校させて健康状態などを確認するということで、


中止となってしまった区主催の児童・生徒の表彰式に代わり、せめてクラスメイトの前で表彰してあげて欲しいということを要望いたしました。

 

それどころではないという考えもあると思いますが、


私自身の今でも忘れられない中学生の時の大切な思い出のひとつに、みんなの前で表彰してもらえたことやお祝いの言葉をかけて貰って本当に嬉しかったというものがあり、


表彰者リストに載っている子ども達一人一人の名前を目にしているうちに胸が熱くなり、つい挙手をしてしまいました。


 

2 「新宿区子ども・子育て支援事業計画(第二期)」の策定及び素案に対するパブリック・コメント等の実施結果について      

ここも新型コロナウィルス問題同様、複数の委員から活発な質疑がありました。


子育て家庭の多様なあり方を尊重するという視点を入れているとしながらも、


男女の協力による子育てを支援し、子どもを産み育てたいという気持ちにつなげたい”


という、あるパブリックコメントへの回答が気になり、私自身も質疑を行なわせて頂きました。

 

国や都の方針に習って、新宿区でも、児童相談所設置後は(里親認定は児童相談所設置自治体の首長が行ないます)、同性同士のカップルも、要件を満たせば里親認定を受けることとなります。


新宿区はそういった答弁をしているにもかかわらず、同性カップルを多様な子育て家庭の中のひとつの形として想定していないことはとても残念なので、


ここは強く主張させて頂きました。これまではそれでよかったかもしれないですが、これからはそうであって欲しくないです。

 

同性同士で子育てをしている方がこの回答を目にしたら、自分たちはいないことにされていると、悲しい気持ちになってしまうと思います。


教室にいるのに、自分だけ出席確認の際に名前を呼ばれなかったらどんな気持ちになるか。

 

職員の皆さんに悪気はないのは分かります。

本日も、質疑を行なっていて、回答に立たされる課長には申し訳ないとも思いましたが、気持ちが伝わっていたら幸いです。

 

新宿区は、よく驚かれるのですが、未だにパートナーシップ制度がありません。


でも、職員の皆さん皆あたたかく、

LGBT+について理解・共感・思いやりを有していらっしゃり、


研修や、窓口対応や、区関連イベントでの様々ジャンルのセクシュアル・マイノリティのインフルエンサー登用など、


LGBT+関連施策にも数多く取り組んで下さっています。

 

そんな中での子ども・子育て支援事業計画(第二期)の策定です。


今回の計画には明記することはもはや叶いませんが、いつも言うように、


セクマイ当事者の子どもも当然存在するものとして、セクマイ子育て世帯も当然存在するものとして、


計画実行がなされるよう注視し・声を上げて参ります。

 



また本日最後に、今月いっぱいで定年となる管理職の方4名のショートスピーチがありました。

…やばいです、人前じゃなかったら涙腺崩壊でしたT^T。

 

こういうの、弱いです💦。

 

それぞれが思い出深いエピソードを披露して下さり、それぞれのお話が涙腺崩壊ものなのですが、


特に、区民バレーボール大会に新宿2丁目で働いている方が朝までの仕事明けでヘロヘロになりながらも参加してくれて好成績を残したという面白エピソード(笑)や、


昔は区主催イベントで託児所を設けようと提案したら大笑いされた∑(゚Д゚)という残念なエピソード、


本日が東日本大震災が起こった日であることから、9年前の震災発生時に予算特別委員会が開かれていて、理事者がまさに答弁のために立ち上がった瞬間に地震が発生したため、そのときの質問者と質問内容が忘れられないというエピソードが印象に残りました。

 

今後はどうなるか未定だが、定年後も区政発展のためにお役に立てたらという力強いご発言、頼もしかったです。


頭が下がります、長い間本当にお疲れ様でした‼︎

そしてこれからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m。

 

とてもとても、心温まるひと時でした。

それではこの辺で。

長い文章、最後まで読んで下さりありがとうございました😊


新宿区議会議員・行政書士

よだかれん


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(ダンサー・行政書士の二足の草鞋で活動していた頃のもので更新出来ておらず・・

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